こんばんは、YUKISHIBAです。
第陸回公開会合@閃LIVE、完奏御礼!!
映像や写真が今の段階で殆ど手元に残ってないのですが、数少ない写真を載せていきます。
(ぽわぽわしてるのはオーブ…?いえ、オーラです…そう、オーラです。いいね?)
いつも念じるかのように未来の方向を見ている僕等が、今回は「歩んできた過去を愛する日」にすることをテーマにステージを構築。
長らくメインのラインナップから外されていた楽曲をメインとしたセトリを組み、何年も召喚していなかったスカート&タイツを召喚。
メイクも今回は超久しぶりのマリリン・マンソン風メイク。極太黒口紅みたいな道具ででかい十字を描き、顔面をワイルドに4分割。
進化・深化した点や新たに取り入れた要素、そういった新しさは、過去の焼き直しをすることでより強調されます。
衣装でも過去に使ったものに新しい衣装を組み合わせることで、全く違う姿かたちを作ることが出来ます。
衣装
衣装で触れておきたいのが何と言っても頭に着けてるお手製ヘッドドレス。
他に何と呼んで良いかわからない名状し難い頭部の装身具。便宜上ヘッドドレスと呼ばせて頂きますね。
期間が限られている中で何とかイメージを実現させるべく、カチューシャを魔改造。
カチューシャに布を接着して出来てます。
少し裏話をしますと、ユキシバの頭はまぁ激しく上下左右するので、衣装として頭に何かを付けたり被ったりすることはまずありません。
なので頭に何かを装着するノウハウはめちゃくちゃ少ないです。
そんな僕でも頭を振って落ちないか事前に確かめるくらいの知恵は回るわけで、カチューシャ単体で強度テスト。
結果、見事合格!予想以上に落ちず安心。
安心して布をくっつけて「やったぁ!完成!」となってました。
しかしこのカチューシャ、
改造したことにより格段に落ちやすくなり、音の聞こえも格段に悪くなった。
このことに気付いたのが本番2日前の話…
もうね、大慌てでゴム紐を揃えてくっつけましたよ。思いのほか手こずりました。
本番の舞台はすすきのにある『おはようぐんまちゃん's』という、ステージのあるバーといった感じのこじんまりした場所。
いわゆるライブハウスという感じでもなく、ライブバーと呼ぶにしてもステージ要素はやや少なめ。
その分演者とお客様の距離の近さや温かみが感じられます。
こういう会場は本当の最初期にしか出たことがなかったので、今になってみるとまた新鮮でした。
新しい好きに出会える場所
閃LIVEのコンセプトは新たな好きに出会える場所。
1,500円で1ドリンクと投げ銭チケット(1枚100円)5枚も込みという、心配になるくらいリーズナブルな価格で入場できます。
演者のラインナップも様々。普通の対バン・音楽イベントという括りではなく、朗読やライブペイント、VR体験イベントなどもあり、自分の専門外の創作に触れられる点で僕もまたお客として楽しんでました。
VRゴーグルなんかは何気に初めて着けました。空間に絵を描けるって控え目に言って凄い技術じゃないか??だってあれ、どんな仕組みになってるん??と、自分で描きながらマジックを見せられているような気分になってました。
そして個人的に目を奪われたのがトリの方の「身体表現」。
これはもう言葉で説明するのは無理です。足の先から指の先まで全てが動く芸術。
ガクまりのステージ
↑おさらいの為のメンバー集合写真再掲
さて、そろそろガクまりの出番の話をしましょう。
今回はダリヤ(ハープ担当)以外12人+ユキシバの計13人が出演ということでもうステージの上がぎゅうぎゅう詰めの中での演奏で…
というのは冗談で(メンバーは肉体が無いのでやりたい放題☆)
普通のライブハウスと比べて設備面での制約が大きかったこともあり、色々と普段とは違う中でのリハでした。
もっとも普段と違うと思ってたのはお店の方だったかもしれませんがね…
一旦開演すると発声練習を出来る環境はなくなり、水分補給も陰でこっそりというまぁまぁ厳しい環境。衣装フル装着&フルメイクという出で立ちのまま会場の前のホールで謎の運動をする不審者が出来上がってました←
まぁユキシバには丁度良いハンデだ(?)
そして緊張もマックスになり最早普段とは別人格といっても過言ではなくなる出番前の転換。
トラブル発生。
リハで使ったマイクの音が出ない。
今回は板付き(演者がステージにいる状態でスタートすること)なので、僕はもうすでにステージ上で倒れ込んでいる。
その前をスタッフさんが右往左往するという何か漫画みたいな一幕があったのち、結局リハとは違うマイクで本番。
フルで動画撮影ができなかった今回のガクまりのステージ。
会場側が撮ってくれた貴重な映像がこちら…
この時会場から驚いてるんだか引いてるんだか「うわ、すげぇ…」って声が聞こえてました笑
もしかすると演目の中である意味一番の見せ場かもしれません。
そう、体幹の強さの見せ場ね←
1曲目で歪なバレエのようなステージを見せた後でこの場面、そして次の曲では突然グロウルで吼えた瞬間観客がびっくりしてたのが、空気を通してこちらにも伝わってました。
ラストの方になると袖(次の演者が控えてる場所)から手拍子が聞こえたり、やっと歓声挙げれそうな雰囲気になったのを察したお客様から歓声が聞こえたり、最初僕が予想していた以上に盛り上がってくれました。
今回の会合はノーMCで、いわゆる「世界観全開」でやり抜きました。
もしMCを入れる余地があれば言おうと思っていたことはあるんですが、綜合的に考えた結果、演目の中にMCをねじ込む余地は無いと判断したからです。
演目やコンセプトについて詳しいメッセージはFANBOXにて公開中!↓
なんと投げ銭が…
投げ銭チケットは、見てて気に入った演者への応援の気持ちとして投げるチケットで、1枚につき100円が演者に還元されます。
終演後はお楽しみの投げ銭タイム。とはいえそこは期待してませんでした(本当に)
とってもアンキャッチーだし、可愛い女の子はどの演者より沢山いるけど目に見えないし、親しみやすさゼロ×無糖ビター×超ハイカロリーなので←
結果…
大入御礼!!
誠に、誠に、有難うございます!!
終わって客席の方に出た瞬間、お客様からの「よかったよ~!!」の声と共に、割り箸に挟まれた投げ銭チケットの扇子…!
ほんとに目を疑いました。そして一瞬でめちゃくちゃサンキューモードに切り替え。
お客様から直接頂ける好評のお言葉と投げ銭。これがどれだけ嬉しいか…
あの時死ななくて本当によかった、これからも生き抜いていこうと、柄にもないことを心の底から思えるんです。
投げ銭の合計額を見てまた現実を疑いました。
これだけあったら何時間スタジオ練習出来るねん!!と←
転換が済んだところで、お客様からドリンクまで奢って頂きました。
全力のステージをやり切った後で飲むジャックダニエルの人懐っこい味わいが五臓六腑に染み渡る…
(ちなみにロック)
(勿論驚かれた)
偶然V系(特に古めのV系)好きのお客様が多くいるタイミングだったこと、
偶然機材トラブルがあって、そのおかげで応援するムードが作られたこと(予想)、
トラブルがある中でもメンバーの誰一人として腐らず動揺せず、フルパワーで演じきれたこと。
そんな色々な要素が重なった結果の大入りだと思っています。
トラブルにすら感謝しているくらいです笑
ガクまりの先頭に立って未来へと進み続ける為に「ここまで歩んできた過去を愛する」ことをテーマにした本公演。
喜びよりも痛みの方が、正解よりも誤りの方が多かったように思えるこの道のりだけど、案外ちゃんと見せれる形に積み重ねられたのかもしれないな、と感じられる日でした。
この日に頂いた沢山の拍手と歓声と感想、応援の言葉と投げ銭への熱い感謝を胸に、今週末のおでかけライブ札幌、その次の東京遠征(『第nの地平線』『M3秋2024』and more!?)に向けて加速していきます。
15日のおでライ札幌はつどーむ開催。
音源作品からアパレル・グッズまでフルラインナップで出展!
そして…ミニ機関誌『BUD of MAVERICK』も制作中!!
印刷は間に合わないので電子版なんですが、作品の購入者限定で配布いたします。
配布と言えば、新しい名刺も配布します!
是非遊びに来てください🌹
汝、自由で在れ✠
YUKISHIBA
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