こんばんは、YUKISHIBAです。
ブログの更新が久しぶりになってしまいました。
にも拘わらず今回はとんでもない告知をします。
5月5日をもって、
MALICE BERRYとしての歴史は
本当に終わりました。
ことのあらまし
公開したのは4月1日。
エイプリルフールの嘘告知のつもりが、思いのほかフォロワー様が真剣に信じてしまい、応援のコメントまで頂いてしまいました。
しかし問題はそれにとどまらず…
この告知に誰よりも歓喜したのは、ほかならぬマリオネット達なのであった。
騙されたマリオネット達が取った行動とは…
即ち…暴動。
怒れるマリオネット達を鎮めるためにユキシバが下した決断とは…
嘘から出た真…というよりマリオネット達にひと芝居打ってもらったので、この嘘から出た真という流れ自体が丸ごと嘘というか、う~むややこしき入れ子構造。
そして芝居でリアル火炙りされる不憫な専属絵師、それがMAMEUSA←
仕方ない、マリベリに携わるってのはそういうことだ(?)
実は最初の動画に結構言いたいことが詰まっていて…
模索していたもの
実は…というほど秘密裡でもなかった気がしますが、僕等はずっと「活動存続の可能性」を模索してきました。
創立から12年間に何度も経験した変化・転換はひとえにこのためでした。
要点は、《よりマリベリ本来の姿に近づくこと》。
僕等が解釈するマリベリは《魂への愛と解放》を体現する存在。或いは《究極の自由》そのもの。
そのためならキャッチコピーを変え、舞台上での演出を変え、SNSでの振る舞いを変えてきた。
けれど、
MALICE BERRYという名前だけは変えることはないと、何故か思っていたのです。
創立するとき、意味(成り立ち)から時間をかけて考えてつけた名前だから。
だからこそ、頑張って考えてそう名付けた結果
「MALICE MIZER意識してるんですか?」
「MALICE MIZER好きなんですか?」
と聞かれまくったことが遠因の一つであり、
第参回公開会合の際にコピーバンドの皆様と一緒にマリベリの名前が並んだ時、
「これぱっと見マリミゼのコピバンと間違われてるわ」
と感じたことがきっかけであったことは事実です。
勿論、単にそれだけではありません。
もっと自分等の活動(の説明)を最適化出来ないか?
もっと自分等の実態をきちんと言い当てられる名前は無いのか?
と考えていました。
究極の自由
僕等は12年間、《究極の自由》を叶えるために音楽を軸としつつ、手を変え品を変え表現してきました。
マリベリが是とし追い求めるところの自由が、
大衆がイメージするであろう「時間やお金が有り余ってバカンスできること(≒FIRE)」でも「その時々の欲望に任せて好き勝手に生きること」でもないことは、言うまでもありません。
僕等が理想とする《自由の何たるか》を考える時、或いは説明する時、
個人的に避けて通れないのが『進撃の巨人』の主人公にしてラスボス・エレンの存在です。
彼が継承した「進撃の巨人」は、9つの知性巨人の中で唯一「始祖の巨人」にすら従わず、いつの時代も自由を追い求めて戦い続ける巨人でした。
何にも従わず、生みの親にすら従わず、己の求めるものの為に進み続ける。
その姿勢に過去の僕は「究極の自由」を見出していたように思います。
しかし、最終的にエレンは《自由》のために壁外人類の8割と自分自身を犠牲にします。
その様は「何にも従わない」というより、「自由の奴隷」といった方が言い得ています。
彼は《自分が心から追い求める一つのものに服従していた》と。
自由というのは人々が期待するような気楽なものではありません。
それでも、何かを犠牲にしてしまう程に尊いもの。
僕等がMALICE BERRYとしての12年間で行き着いた提起。
何にも従わないことが自由なのではない。
魂の底から愛せる一つのものに徹底服従することこそが、究極の自由なのではないか。
僕等は自らの望んでマリオネットになる。
いや、必然的にもうなっていたのです。
操り主は《魂への愛と解放》であり、そのための手段として全くもって偶然に出会った音楽・表現。
僕等は向こう100年は、音楽・表現の奴隷として生きる。
そんな決意をもって、
僕等は楽団型秘密結社MALICE BERRYから、
楽団型秘密結社MARIONEttEに生まれ変わります。
変化と不変
現在、MALICE BERRY名義で展開しているものが多くあります。
いっぺんには変えられないので、段階的にMALICE BERRYからMARIONEttEに変更していきます。
現在変更が済んでいるのは、Twitterアカウント名のみです。
今後は大まかに
インスタ・TikTok
↓
Twitterとヘッダー画像およびID
↓
ニコニコやYouTube
↓
公式ブログ
↓
FANBOX
の順に変更していく予定です。
今後も全てのプラットフォームは楽団総指揮・YUKISHIBAが運営していくことになりますので、
皆様におかれましてはYUKISHIBA個人SNSのフォローならびに
「マリベリ君(さん)」
「マルベリさん」「マルベイ」
などの呼称を改めて頂ければ幸いです。
最後に。
名前は変わりますが、僕等の本質は変わりません。
僕等がより僕等になるために名前を変えるわけですから。
何があっても僕等は止まりません。
足を止める者に手を差し伸べる者などいないのだから。
汝、自由で在れ。
YUKISHIBA
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