音楽を作って欲しいと思う時ってどんな時でしょう。
好きなアーティストにオリジナル曲を作って欲しいか、
それとも
自分が歌うための曲を作って欲しいか。
マメウサに聞いたところ、イラストの依頼はやはり、VTuberや歌い手が自身の活動で使うための依頼というのが多いらしいです。
ただ、イラストの場合はSkebのように「自分個人が楽しむための依頼」に特化したサービスもあります。
が、音楽にはそういうサービスって無いんですよ。
現状、Skebでイラストレーターや文章書きの方々に混ざって楽曲のリクエストを受けているのだそう。
ただ、プラットフォームが圧倒的に絵師向けということもあって…
僕的には、音楽版Skebみたいなのがあっても良いと思うし、個人で楽しむためだけの音楽だってあって良いと思うんです。
これを見ている音楽家の皆さん、一緒に何かやりませんか?
こんばんは、YUKISHIBAです。
今回はマリベリの「楽曲オーダーメイドサービス」についてお話します。
これはまさに音楽版Skebをイメージしていて、自身の活動用は勿論として、個人的な楽しみのための楽曲依頼を念頭に置いたサービスです。
楽曲依頼というものを、自分で音楽活動をする人以外の人にも広めていこうぜという狙いも裏に含んでいます。
始まりは10月~11月に行った、#Road2THEOMEN最終章のクラウドファンディング。
ここでは個性豊かな14種類ものご支援プランを用意。
即売会イベントではなかなか実装出来ないオリジナルグッズや、#Road2THEOMEN のゴールである第弐回非接触型秘密会合「THE OMEN of THE AWAKENING」のDVDなど、グッズだけでもかなり盛沢山でした。
(ここまでこのブログで初めましての人には新情報ばっかり…すみません!
けど大事なのはここから先なんです)
で、どんだけてんこ盛りにしても18000円くらい。
クラファン的には低価格帯です。
ところが驚くべきことに、サポーターが選んだのはそれらの低価格帯のプランではなく、歌入り楽曲オーダーメイドの50000円プランと、YUKISHIBAに作業時間をプレゼントする14000円プラン…!!
もうビビリ散らかしました。
本当にこんな支援いただけると思ってませんでした。
はい。ここからが今回の記事で一番大事なところです。
この度、楽曲オーダーメイドをレギュラーサービス化します!!
現在2名の女王様(サポーター)に献上するオーダーメイド楽曲を鋭意制作中ですが、まぁ流石に告知してからいきなりドバッ!と依頼が来てパンク!という事態は考えにくいので、告知を先にしてしまおう!と。
とはいえ、現時点ではまだ内容を詰めている段階です。
想定していた以上にアイデアが色々あって、どんな形で受け付ければ良いのか検討中です。
ので、とりあえず先に宣言しておきます!!笑
ちなみに現在制作中の2曲は、2名の女王様方から許可を頂きまして、完成し次第マリベリのニコニコ・YouTubeチャンネルにてフル尺公開します!!
嗚呼、寛大なる女王様ぁ…←
あえて「何でも屋」にはなりません。
そして、「安かろう悪かろう」にもしません。
2名の女王様方然り、星の数ほどいる音楽家の中からわざわざマリベリを選んでくれたのです。
作るべきはマリベリだからこそ作り得た曲のはず。
マリベリ音楽に魅入られた蕾達、マリベリを信じ、応援してくれる同志達のためのプレミアムなサービスとして、あなたのためだけの音楽を作りたい。
それはマリベリでなければ、そしてあなたがリクエストしなければ生まれ得なかった音楽。
出来上がった楽曲はあなたとマリベリだけの秘密にするも良し、
敢えて「お前らこういうの好きじゃろ!」と言わんばかりに広めるも良し。
勿論、活動者の方々からの依頼も楽しみにしております。
オリジナル曲が欲しいシンガーさんも、
オリジナリティのあるカバー曲が欲しい歌い手さんも、 僕に音楽の仕事をくれる人はみんなマリベリの大切な仲間です。
皆の無茶振りを楽しみにしております笑
楽曲オーダーメイドに踏み切った理由
普段はオリジナル楽曲をメインに活動している僕等。
正直、本音を言うとオーダーメイドに対して恐怖心はあります。
「オリジナルの製作を圧迫したら…」「うまくいかなかったら…」
なんて、まぁ余計なことを考えてしまうんです。
それでも、ここで勝負に出られなかったら音楽家としての人生は終わりだ
くらいに思って、開始に踏み切ることにしました。
恐らくこれが僕にとって人生最後のチャンスだ と。
結局音楽くらいしか能がないんです
ここまで読んでくれたあなたには正直に言いますが、
(大事なことは早めに言う。これ大事!)
僕は、音楽以外のことにはびっくりする程関心がない生き物です。
生きるためだけに興味の無いことを出来ない生き物です。
文句をタラタラ垂れながらでも、「生きるために」嫌なことを出来る人は立派だし、自分もそうなれたら良かったのにとさえ思ったりします。
僕が魚なら、皆は鳥です。
何度やっても魚が鳥にはなれないように、みんなが一体どうやって割り切った社会人をやっているのか、実は全く謎なんです。
僕が踏ん張れるのは、音楽活動をしている中で訪れる苦しみや嫌なことだけです。
とある経験を乗り越えた僕にとっては、大体のことは追い込まれたうちに入らないんです。(その辺に関してはまた別の機会に…)
けどその理屈が通用するのはあくまでも音楽だけ。
マリベリとなら心中しても構いませんが、お金目当ての仕事には人生の1割も割きたくありません。
コロナ禍をチャンスに
ただ、だからこそ普通ではない、僕にとってはまさに理想と思える仕事を見つけられたのだとも思います。
業務委託で仕事時間も完全に自由&完全在宅&時給も高いという、一見夢のような仕事。
ただ今度は別の問題が。
「マリベリとなら心中できる」とさえ言い切れる僕でさえ、お金を目の前にちらつかせられたらお金に手を伸ばしてしまうんです。
所詮は人。そんなに都合よくは出来ていません。
人が楽な方へ楽な方へ流れていくように、どうしても手早く確実にお金が得られる方へと流れてしまうんです。
悲しいことに、人生において本当に大事なもの程、すぐにはお金にならない。
だからどんどん音楽が後回しに。
どんなに好きなことも、習慣から外れたものはどんどん生活から遠ざかっていくもの…
幸か不幸か、その「理想の」仕事はコロナ禍が始まって以来ずっと不安定で、正直見切りをつけるべきタイミング。
僕にとっては、正直チャンスなのだと思います。
普通に考えれば音楽は後回し。
生活の安定から手を付けて、落ち着いた頃合いで音楽を再開するのが定石。
が、その定石は僕が今まで何回も繰り返して失敗してきたことです。
僕には、同じことを繰り返していられるほどの時間はありません。
神がくれるチャンスにも限りがある。
本当に実現したい生活を目指すなら【今】が最後のチャンスだと思っています。
「落ち着いてから~」「もっと腕が良くなったら~」はありません。
「今行動に移せるか」に全てがかかっていると思っています。
もしここでまたしてもかつてと同じことを繰り返せば、恐らく僕はこの先もずっと何の教訓も学びも活かせず、いたずらに人生の質を下げ続けて死んでいくのでしょう。
仮にそうなったとしても、それは結局「僕は音楽なんて志すべきじゃなかった」ことがわかるだけかもしれません。
けど、他のもっと楽な生き方を諦めてでも、長く生きられる道を捨ててでも、音楽は諦めたくない。
「でも~…もっと早く良いものを作れるようになってなきゃダメなんじゃないか?」
なんて煮え切らなかった僕の背中を押してくれたのが、クラファンのサポーターの存在でした。
クラファンで思いがけず頂いた2件の「無茶振り」のお陰で、「やるしかない!」と踏ん切りがついた部分は非常に大きいです。
僕に生きるチャンスをくれたのはサポーターの皆さん、そして自分の夢・好きなもののために奮闘する皆さんです。
人生最後のチャンスだと思って、挑戦します。
改めまして、皆さんの愛ある無茶振り、楽しみにしております。
YUKISHIBA
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