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【完走御礼】音けっと第九楽章参加しました

こんばんは、YUKISHIBAです。

無事ガクまり日本支部のある北海道へ帰還しました。


結社化する前の『MALICE BERRY』として『ライブ』をしに行って以来7年振りとなる大阪遠征。同人音楽即売会『音けっと』へは初参加。


開幕前から雪と航空会社に振り回され波乱の幕開けとなったのは「第九の呪い」のせいか否か…。




【音けっと】今回の目玉は…


東京以西にガクまりのパッケージ版作品を持っていくのは今回が初めて。且つ9月にリリースした新譜『999秒前の火華』もブースに並びました。

言うまでもなくガクまりのフラッグシップである『THE OMEN』も…。


数々の作品を並べる中、敢えて今回の目玉といいたいのがこちら。


until my 13 come 販促ポップ


久しぶりの新オリジナル曲

『until my 13 come』リリース!!


結社創立13周年を記念して生まれたこの曲。

正確には2nd Premier Cru『MALICE BERRY』が13周年記念作品として今年中にリリースされるはずだったのですが、『999秒前の火華』を作ってたら時間が無くなりました(真面目に謝れ)


せめて『MALICE BERRY』収録曲から1曲だけでも…!の思いで何とか音けっとに間に合わせたのが『MALICE BERRY』構想の呼び水にもなった『until my 13 come』でした。


全英詞であるだけでなく、僕本来の音楽的DNAからやや遠い関係にある譜割り、そしてデスボイスよりも危険だと思っている声の出し方で歌うこともあり、レコーディングにはかなり不安がありました。

が、いざやってみると思いのほか良い爆発を起こせたこともあり、予想よりもはるかに少ないテイクで録り終える事が出来ました。これが大きかったです。



音けっとでは『until my 13 come』を単品でリリース。ダウンロードカード形式で1枚400円という、ガクまり史上最安値&初の試み。






【音けっと】結果はいかに…?


まず、引くほど売れませんでした。

少なくとも僕が自分に求める基準はまったくもって満たしてませんでした。


サークル参加費は何とか回収できましたが、新曲の出が渋かったのは無視できない事態です。

安い作品を並べるの、実は作品全体の客観的な価値をダウングレードしてしまうような不安があって結構勇気が要るんですよ。



普通なら「稼ぐために音楽やってるわけじゃない」とか「1人にでもお迎えして頂いて嬉しかったです!」くらいで済ませておけば人間が出来てるというものですが、ガクまりにおいて自己欺瞞は重罪なのでね…。

楽団員と同志の先頭に立つ身としても、ここに直視しないのは無責任というもの。



もっとも、売れなかったから出展失敗という単純な話でもありません。

故に要らぬ抵抗を僕等も感じたくないしあなたにも感じて欲しくないのです



それを踏まえて今回の遠征を振り返ると…失敗は言い過ぎでもやっぱり僕の中では反省点が目立ちます。


今年はオールジャンルの即売会にはほとんど出ておらず、2月に参加した釧路スタジオ4&おでライ札幌の2Days以来。

あまりに久しぶり過ぎて序盤は「あれ、どうやって声かけるんだっけ…」と頭半分真っ白になっていた部分もあります。

あんまり声かけない方が良いのか、かけまくった方が良いのか、そもそもどうやって声をかけていたか…

短い言葉で自分の音楽をPRする用意が無かったのも痛い点。


加えて後半は立っているのがきつくて座るも、座ったら意識が飛びかけるから立つ…という、精彩を欠く状態での参加になってしまっていました。



体調はさておき、声をかけるかかけないか問題はイベントによっても作品の属性によっても違うし、未だに正解の見えてこない点です。単純に声をかけないのが間違いとも言い切れません。


ただそれを差し引いても、単純にブースが見栄えしない。

クロスや作品の一つ一つはちゃんとしていて綺麗なのですが、どうもコチャっとしてて垢ぬけない。



実は手を抜いたわけではなく、これもまたM3などに参加してきた上での検証ではあったんです。

そんなにブースデザインに凝る必要ってないのでは?との仮説のもとに、輸送・設営コストを減らすことに重点を置いたブースにしてみていたのです。


当然といえば当然、うーんやっぱり見栄えしない。



あとは人の入り具合。この点はそもそも音楽特化の即売会イベントというのが非常に少なく、東京のM3の規模が圧倒的過ぎるという現状があります。

僕としても遠征先が東京ばかりでは飽きるし、東京までは足が伸びないサークルさんや音楽好きも大勢いるはずなので、本当ならもっと色んな場所でイベントが生まれてそういう人たちをカバー出来たらと思う所なのですが、そう簡単に開催まで漕ぎつけないのが難しいところ。


だからおでライや超会議のようなオールジャンルのイベントに出るのですが、そうなると今度は音楽系サークルがレア過ぎて来場者の需要とのミスマッチや再生環境が無いなどの問題が。



イベント自体まだまだ進化・拡大の真っ只中でもあるし、音けっとの発展を願う一方、物販のやり方でもまた刷新の必要に迫られています。


成果っていう程の成果は無くても…



存在はきっちり刻み込む

(カメラを向けられたらドセンに食い込む変な生き物YUKISHIBA)



ちなみに今『THE OMEN』を注文すると

この写真でYUKISHIBAが持っている『THE OMEN』をお送りします!


オンライン・現地共に対象。先着1名様。(12/31締め切り)

ガクまりのフラッグシップ、まだお持ちでない方は是非。



↓試聴↓



M3とは違ったカラー


音けっとでは「マイクパフォーマンス」というものがあります。

どんな感じでやるんだ…?と思っていたのですが、運営の方がマイクを持って回って来て、参加者はブースでマイクをそのまま持って歌ったり喋ったりマイクにスマホなどを当てて曲を流したりなどしていました。


これは小規模会場ならではのギミックで場を温めるのに良いし、やりようによってはかなり面白いんじゃないか?と感じました。


それ故に申しこんでおいたまでは良かったものの準備から気力や体調からあらゆるものが間に合わずに完全にアドリブで臨んだのは痛い点でした。


お陰でシャウトも半端なものしか出せなかったし(シャウトはした)




遠征組も多数いたにはいたのですが、やはり関西勢が多い。

でもこれこそ僕が期待していたことで、こればかりは具体的にどこがとは言えないのですがM3とは違う空気が流れていました。


何というか面白いものが好きそうというか…(?)

アクの強そうなサークルが近くにいたからかもしれませんね。



3年くらい前には全国地方都市の即売会に出るという構想があって旅費交通費が高すぎて断念した過去があります。

とにかく東京・札幌以外の場所にも可能性は山ほどある。寧ろ地方こそ可能性がある。


大阪は地方と呼ぶには大きすぎる気がしますが、まずは領土拡大の足掛かりにするべく今後も大阪には繰り返し遠征していきたいところです。




同人音楽バー


打ち上げは同人音楽バー。音けっと参加者やそれ以外に音楽に関わっている方々と飲みながらの交流会。

難波にあるエデンというバーでしたが、お酒も美味しいしお手頃だし良い店でした。


同人音楽バーへは東京で一回参加して以来久しぶりの参加となりました(いつ参加したんだっけなぁ…)

大阪に拠点を移していたため今まで参加出来ずにいたのですが、主催の方とも再会を果たせました。



僕はまったり腹ごしらえをしてから参加したので会場に入った時には既に皆さん話に花を咲かせていました。

僕も混ざってサンホラ談義をしているところに、


7年来の盟友が参加。感動の再会!!!


(イベントには仕事で間に合わないとのことだったけど会いたかったので同人音楽バーに誘ってみた)


その友とは7年前、名古屋のサーキットライブ「でらノメサーキット」の2次オーディションライブに参加した時に会って仲良くなって以来会えていませんでした。


僕の中での友はまだ、でらノメオーディションのステージで野獣のような熱いドラムを叩いていた時の姿のまま。


会えない間にお互い色々ありました。


僕等はただの「サイコキラー二次元バンド」から「楽団型秘密結社」に、マリベリ(MALICE BERRY)からガクまりに変わり、活動領域を変化・拡大しながら『THE OMEN』を筆頭に本格的な音楽作品をリリースするに至りました。



7年振りに会ってみたら、友も色々と劇的な変化を乗り越えてさらに男前になっていたんですが、


髪型お揃っちになってたのには驚きww


友とのツーショ




改めまして、音けっとに関わってくれた皆様、大変お世話になりました!


7年振りの大阪再上陸としては準備不足だったり体調が整わなかったりとお粗末な点もあり、音楽の世界で活動していくことの難しさに向き合う機会にもなりました。


ですが改めて大阪の雰囲気が気に入りました。7年前に上陸した時は異国っぽい街並みが鮮烈に印象に残ったのですが、今回はそこに「丁度いい感」が加わったというか、自分にフィットする何かを感じました。


遠征レポ・街歩き編はガクまりの《ロッジ》に載せます。




ここまで読んで頂きありがとうございます。


汝、自由で在れ✠



YUKISHIBA

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