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maliceberryblog

嫉妬の感情を乗りこなす方法【今すぐできる応急処置も】

不意に襲い掛かる抗いがたい衝動、或いは四六時中縛り付けてくる呪い・嫉妬

嫉妬は時に他人を殺し、時に大切な人間関係をも壊してしまいます。

乗りこなせば薬、乗せられれば毒。今回は嫉妬という感情の乗りこなし方についてのお話です。




こんばんは、YUKISHIBAです。



今回は嫉妬の感情と上手く付き合うためのお話をします。



全ての感情は人生のヒント


嫉妬に限った話でなく、全ての感情は自身の「魂の声」を紐解くヒントになります。

魂の声、即ち己の心の底に潜んでいる本当の願い


まさにマリベリが最も尊ぶものです。



ただし、感情とはそう易々と受け入れられるものではありませんよね。


慈悲や喜び、感謝みたいな感情ばっかり感じるキラキラした人ならどれだけ楽か。

現実には怒り、悲しみ、疑心、シャーデンフロイデ(他人の不幸を喜ぶ感情)、嫉妬…。



「こんなこと感じちゃいけない!」って思ってませんか?



それは完全に逆効果です。


これを繰り返していると、最終的には自分の本当の気持ちがわからなくなります。

今自分が何を感じてその行動をしているのかが理解できなくなるのです。



例えば、ネット上で誰かを好き勝手に叩いて回っている人の大部分がこれです。


直接害をなしたわけでもないのに美人を叩き、挑戦者を叩き、お金持ちを叩き、有名人を叩き。

彼らの大部分は論理的な理由はなく、ただただ嫉妬しているだけ。


けど、本当に恐ろしいのは嫉妬に囚われるままに他人を攻撃することではありません。

内に湧く嫉妬心に気付きすら出来ないことです。

嫉妬を義憤などと勘違いしたまま他人を攻撃してしまうことです。



そんな哀れな害獣にならないための大事な一歩が、沸き起こる感情を受け入れること。

感じちゃいけない感情など無いことを知ること。


その上で感情を、より大切な答えを手繰り寄せるためのヒントとすること。


今回取り上げる嫉妬だってそうです。




嫉妬とは大変罪深いことです。

あなたにとって何の気なしにガス抜きをしたつもりが、何の罪もない人の心を、人生を破壊するかもしれないのだから。


ただしそれは嫉妬の何たるかを知らなかった場合の話。


嫉妬の正体・その存在意義を知れば、今までとは全く違う道が開けてくるのです。



嫉妬は自分が欲しいものを知るヒント


では人が嫉妬するときっていつでしょうか?


高級車を乗り回す人を見て

「あんなの金の無駄!」

「けどああいう人に限って車以外はぼろいんだぜ」


大きな家に住む人を見て

「今どき家を買うなんてお金の無駄www(ってひろ〇きが言ってた)」

「掃除が大変なだけ!」


スタイルの良いグラビアモデルに対して

「男に媚び売りやがって」

「若いうちだけ!どうせ垂れるんだよ!」

「性的搾取を助長してる!(って言えば論破できると聞いて)」




見えてくるでしょうか。



人は自分が欲っしているものを持っている人に対して嫉妬します。

言い換えれば、嫉妬は相手が持っているものを自分も欲しいと思っていることのサインなのです。




ただしここで注意しなければならないことが一つ。


相手が持っているものが必ずしも直接的な答えとは限らないということです。



例えばスタイルの良いグラビアモデルに嫉妬した時、心の底から欲しているものがスタイルの良い体では必ずしもありません。


答えはもっと抽象的なこと(異性からちやほやされたい、女性として見られたい、自分をもっと好きになりたい etc.)かもしれません。


お金持ちに嫉妬した人の、「自分もお金持ちになれば満足すると思ってたけど、本当はただ人生に充実感が欲しかっただけだった」なんて言うのもありがちなオチではないでしょうか。



魂の声とは自身の奥の奥のさらに奥に潜んでいます。簡単にはわからないのが普通です。


だからこそ本当の意味で、長期的に嫉妬を味方につけようと思ったら、とにかく冷静に、すぐに答えを出そうと焦らないことが肝要です。



突沸を抑えるコツ


ここまで話してきたのはあくまで理屈であり、長期的なアプローチです。


けれどどうでしょう。実生活において嫉妬の感情は何かのきっかけで突然沸騰し、一瞬で頭を乗っ取ってしまいますよね。


そんな時にこんな理屈だけ知っててもあまり意味がありません。

だって冷静になる暇すら与えられないのだから。




それより、今これを読んでいる皆にとって本当に必要なのは「今すぐできる対策」ですよね。




嫉妬の「突沸」を抑えるコツ。


とはいっても、突沸を抑えることは出来ないし、それは実はそんなに大事ではありません。

それは嫉妬をヒントに「魂の声」の一応の答えを得てから意識することです。



皆が嫉妬の感情そのものを嫌がる一番大きな理由は、それが友人やパートナーとの喧嘩の種になる場合があるからではないでしょうか。


なのでここから紹介するのは、正確には嫉妬が突沸したとき、それで他人を攻撃しないためのコツです。




コツはずばり、嫉妬の中身を具体的に話すこと。


嫉妬を他者にぶつけるための感情ではなく、自分語りを始めるトリガーにするイメージです。



ポイントはなるべく沢山言葉を使うこと。


嫉妬する理由やするようになったきっかけ、なんでも良いです。

オチがなくてもいいから、とにかく言葉を尽くして、まずは嫉妬していることを伝える。そのうえで自分の嫉妬ストーリーを具体的に語って聞かせること。


誰かと話している時なら相手に、そうでなければ日記帳やメモ帳などに。




地雷は避けられないが、無害化は出来る



ちなみにこれは僕自身の経験から思いついたアプローチです。


誰しも心に「地雷」を抱えているもの。

その地雷の正体として最もカジュアルなものの一つが嫉妬。


僕だってそうです。嫉妬深い性格が過ぎて、逆に嫉妬が日常になってしまいました。



しかし、そんなことは他人の知ったことではありません。


地雷は外からは見えません。自分から明かさない限り、一度踏まないとその存在に気付けません。

更に相手が踏んでくるまで、自分でもその地雷が踏まれるリスクに気付けないことだってあります。



とにかく、コミュニケーションにおいて「意図せず」「突然」爆発するのが地雷です。


だから、相手に避けてもらうことばかり考えるのでは効率が悪すぎます。

自分にとっては当然の自己防衛のつもりでも、繰り返すうちに相手に「面倒な人だな」と思われてしまってはコミュニケーションはおぼつかない。



特に恋人やパートナーが相手なら尚更です。

これから何十年と一緒に過ごすつもりなら、互いに何十回と傷つけあうことになるのは覚悟してなきゃいけません。現実的に。


その度に喧嘩するんですか?嫉妬絡みの地雷を踏まれたぐらいのことで、いちいち勝利をかけて互いの正義をぶつけ合うんですか?



それよりも、地雷を避ける・避けさせるのは諦めて、踏まれてしまった地雷をなるべく素早く穏便に始末するコツを覚えてしまう。


そう考えた方が、互いに平穏かつ気付きの多い暮らしが出来そうだと思いませんか?




YUKISHIBA

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