心の底からやりたいことをやると運が味方をしてくれて、やりたくないことをなんとなくやっていると運に見放される。
今年に入ってから何度となく実感していることです。
8月19~20日でやや強行した釧路スタジオ3遠征。
釧路に行く決断をしたあの日の自分を褒めてやりたいです。
只今戻りました、YUKISHIBAです。
邪神ちゃん夏祭りin釧路スタジオ、行って参りました!!
いつもその激烈な仕事量から次々繰り出される奇策&企画によって大いに創作者魂を刺激してくれる『邪神ちゃん』。
今後の活動に関して感じたことを交えつつ、2日間の思い出と感想を語っていきます。
遠征の思い出は大体長編ですが今回も長いです。
紹介する思い出は、邪神ちゃんチームが2日間でこなした案件数より3つも多い10選!笑
『邪神ちゃんドロップキック-釧路編-』とは?
↑釧路編の聖地・和商市場内にあるポスター
まずは軽くおさらいから。とはいえ僕もアニメ3期1話から入信した新米故、至らぬ点があるかもしれません。邪教徒の方におかれましては、「ここの説明抜けとるで」という点がありましたらコメントにて教えてくださいm(_ _)m
さてさて『邪神ちゃん』はクラファンとふるさと納税を活用してアニメを作っている非常に稀なアニメ。
第三期では4つの自治体と手を組み、4話連続のシリーズ『逃亡編』が生まれました。
全話通して自治体の魅力・見どころをわかりやすく且つ『邪神ちゃん』らしくまとめられており、聖地巡礼に訪れる邪教徒も多いなど、経済効果も生まれています。
その舞台の一つが釧路市。
4つの自治体の中でも特に要望が多かったらしく、市・制作陣ともに特に熱量を込めて苦労して作ったのだそう。
釧路スタジオについて
今年で3回目を迎える釧路のサブカルイベント。
カラオケ大会やアニソンDJイベント、アニメコラボイベントやコスプレなど色々アリの2日間。
更にキッチンカーもずらっと並んでいて、釧路ラーメンや海霧レモンサワーなどの釧路名物が愉しめます。
今年はこの釧路スタジオと『邪神ちゃん夏祭り』がコラボ。
僕がイベントに行くか迷っていた段階では「色んなイベントに出ます!」くらいの情報しか得られてなかったんですが、結果的に2日で7案件という超モリモリな展開に。
行って本当によかった…
というわけで、ここからはイベントの思い出話をまとめていきます!
①初めから終わりまで距離感近し!
まずステージも小さめで人もそんなに多くはないので、すげぇ近くで見れました。
ここは地方イベントの特権ですね笑
コーチャンフォーでのミニトークショーなんてもう至近距離で見れて、(キャストに当てられて)喋る機会までありました。
↑「ミニ」トークショーと聞いてたけど、これは超至近距離…!
アニメ最初期のイベントから通ってる古参勢だと見方も多少変わるかもしれませんが、僕からすると声優陣は勿論柳瀬さん(宣伝P)含め制作陣もみんな雲の上の存在です。
そんな皆さんがこんなに近くまで来てくれて、しかもフレンドリーに話しかけてくれる。
こういうところがファンの心をがっちり掴んでる秘密の一つだよなぁと。
こんな時に何か面白いことを言って少しでも記憶に深く残れるなら、日頃からトークを磨く意義もあるというもの(?)
コーチャンフォーもアニメ本編に登場する立派な聖地なので、開催前に店内をうろちょろしてました。
そしたらオフ会で仲良くなった友が後ろから「そこに柳瀬さんいる!」と。
すみません、全く気付きませんでした(視野欠け)
けど本当にすぐ近くにいて心臓止まるかと思いました笑
その後「そろそろ会場でスタンバイしてた方が良いか…?」と出入口の前へ向かったところ、なんとジャストタイミングで出入り口から声優の小見川さんと原奈津子嬢がいらっしゃったではありませんか\(◎o◎)/!
「(会場でスタンバるの)早くない!?!?」と、面識実質ゼロであろう僕等に声をかけてくれました。
ちなみに僕は横で見ているのみでしたが、サイン会でもゆっくり話せている様子でした。
都心のイベントだと参加者も多いため、なかなかこうはいかないみたいですね。
で、オフ会勢がサイン会で並んでる間、目の前にあの柳瀬Pが…
話しかけたい…自分を覚えて欲しい…けど僕なんかが一体何を話せばいいんだ…(ガチヲタコミュ障スイッチオーーン!!)
友のアシストもあり、恐る恐る話しかけてみると、これがとってもフレンドリー!
もっと忙しそうにあしらわれるかと思ったんですが、腰の低い感じでゆっくり話すことが出来ました。
僕等が話してるとサイン会から帰ってきた他の仲間も加わり、柳瀬さんを囲んで盛り上がりました。
知らない人のために言っておくと、裏方なのに「柳瀬Pのグッズは出ないんですか!」とか言われるくらい一部に熱狂的なファンがいるんですよ!笑
次々新しいことを考え企画するお陰でいつも忙しはずなのに、ファンに応対するときは適当にしない。そういう「ファンを大切にする/楽しんでもらうことに超人的なまでに全力なところ」が人気の秘密なのでしょう。
ミニトーク&サイン会の後すぐタクシーでメイン会場に戻り、ステージイベントにも参戦。
レイヤーやイベントの偉い人を巻き込んでのステージは激熱でした。
閉会式の後、モニュメントの前で記念撮影をしている御一行が手を振ってくれて「気をつけて帰ってね~!」と声をかけてくれたことには素直に感動。
初めから終わりまでずっとファンとの距離が近くて、これぞファンサービス!というか、ファンを喜ばせるプロ集団の仕事ぶりを見せて頂きました。
②DJってかっこいい…
1日目の夜、盆踊りに参加する予定でいたんですが、会場をちゃんと把握してなくてそのままずっとメイン会場のアニソンDJイベントにいました笑
実は今までDJイベントにじっくり参加したことって無かったんですが、
「DJってかっこいいな…」と新発見。
ステージ上でDJが卓をいじりながら踊って煽る。
ステージの下でオーディエンスがガチ踊り。
自分が今まで経験してきたライブとは全然違う世界だと思ってたけど、演者・観客みんなが各々に楽しい気持ちをそのまま体で表現する空間って考えたら、使う道具が違うだけで本質は変わらないのかもなぁと感じました。
特に3人目に登場したポニョ皇子がかっこよくてびっくりした。
ノーマークだったので完全にやられました。
あの細長いフォルムがとにかくステージ上で映える。軽く踊るだけでもとにかく映える。
空間を支配するタイプのボスキャラですわ←
邪神ちゃんを追っかけるために釧路まで来たはずが、ちゃっかり新しい推しを見つけてしまいました…
③いろいろ貰ったオフ会
釧路に行く決断をする大きな決め手の一つが、実はこれでした。
僕はM3など音楽関係のイベントでは勿論、それ以外の用事であっても「人と会うこと」を大切にしています。
今年の始めから座右の銘?教訓?にしている「人の集まる場所にチャンスあり」のもと、新しい人との縁を掴むことを釧路遠征のメインテーマに据えていました。
邪フェス遠征の時も色んな人に会って実に多くの刺激を得ることが出来ましたが、イベントが終わってすぐに成田へ向かわないと間に合わないスケジュールにしてしまったために、みんなで邪神ちゃんの下半身を味わい尽くすオフ会(言い方)に参加できず…
後ろ髪を引かれる思いでした。
今回はその反省も活かし、オフ会の日程は事前に把握。
道内の邪教徒で集まりたい!とは以前から思っていたものの、自分が呼びかけて集まる気がしなくて躊躇っていたので、オフ会を開いてくれる人の存在はとてもありがたいです。
オフ会って完全初めましての人やTwitterで繋がっている人と対面で会えるところが何か不思議な面白さがあって好きです。
「あー!よくTwitterで見てる人だ!」とか「あのアイコンの人だ!」とかね笑
都内や東京近郊から来た邪教徒もいえば、僕と同じ札幌からの邪教徒も。
ゆりねや邪神ちゃんをレゴで作っちゃうすげぇ人や、DJをやってる酒クズ(お前もだろ)、ゆりねガチ勢にメデューサガチ勢も…w
けど本当に驚かされたのは東京組。都内のイベントで手に入れて被ったグッズなどを、なかなか東京まで行けない僕等地方の民に(大量に!)分け与えてくれたんです…!
(コミケで頒布された実に良き同人誌も拝ませて頂きました…あれは実に良いものだ)
気前の良さに脱帽。どんだけ徳を積む気なのかと。涅槃にでも到達する気なのかと。
ちなみに僕からは蛇鈴邪神ちゃんをプレゼント笑
↑帯広編で邪神ちゃんが飲んでいた焼酎「十勝無敗」を飲めたことに感涙する蛇鈴邪神ちゃん
さてここからは不真面目なお土産話をプレゼント🎁🍹
④朝5時半からお酒
釧路に着いたのは朝の5時過ぎ。初めて夜行バスに乗りましたが、思った以上に寝づらい苦笑
中途半端な寝方をしたせいか、降りると飲み過ぎた後みたいなコンディションに。
「とりあえず何か飲んで元気出すか…」と思い、普段はのまないエナドリを探しにコンビニへ。
しかし見当たらない。
仕方ないので代わりにこれで元気を出すことにしました↓
気分は第3期12話の飲んだくれになってる邪神ちゃんですね←
⑤和商市場でバカ盛り
飲んで、アニメ本編にも登場した幣舞橋やその周りを散歩した後は、これまた本編に登場した和商市場で朝食。
ここで恐らく人生で最も贅沢な朝食を頂きました。
選んだのは釧路名物・勝手丼。
市場内でご飯を買い、どんぶりに乗せる具材を自分で好きなように選べます。
夢の海鮮丼を勝手に作れちゃうぞ!(cv.悪魔A)
この遠征で2番目?くらいに楽しみにしてたイベントなので、お金のことは後回し←
釧路産のものを中心に、気になるものを後先考えずに頼んでいきます。
紅鮭に時知らずとその卵、トロにイワシにクジラに…
中でもびっくりしたのがクジラの心臓。
た、食べれるの!?!?
珍しすぎて選ばないわけにはいきませんでした。
こんな調子で頼むものだから、途中からお店のお姉さんもびっくりしてたようで…笑
でももうバカ盛りするって決めてた僕は後に引きません。あまりの馬鹿っぷりに感動したのか(?)玉子をサービスしてくれました🥚
⑥2日目、会って数分でお酒
釧路スタジオ2日目。会場に行くとDJ邪教徒の方と会えました。
彼とはオフ会の時に音楽活動の話とお酒の話ですっかり意気投合してたので、とりあえず飲むことに。ちなみに11時過ぎの話ね笑
フィッシャーマンズワーフ内のお土産コーナーで道内のクラフトビールが色々売っているのは初日に寄って把握してたので(←)そこでなんやかんや2本ずつ仕入れまして…🍺
飲んだのは白い恋人ビールと、釧路市の近くにある鶴居村というところで作られたクラフトビール。
白い恋人ビールはチョコが入っているんですが想像したよりちゃんとビール。けどチョコ由来と思われるコクがあって良き。
MOON(写真左)は柚子を思わせる果実味と、その皮のようなフレッシュかつ強めの苦味がガツンと来るハイアルコールIPA。
焼き鳥と合わせてたんですが相性ばっちり。
飲みながらDJ(文化も含め)の話も教えて貰ったり。
⑦打ち上げは勿論参加する。当然飲む
後のことは後で考える。お金は後でも稼げるが、釧路スタジオ3の打ち上げをみんなで釧路で出来るのは今だけなのだから―
実は釧路に行く前に、ワインと炉端焼きのペアリングを愉しめるお店が釧路にあるという情報を掴んでいました。
予約しようかしまいか直前まで迷いましたが、結局見送りました。(めちゃくちゃ行きたかったけどね!)
結果、みんなで近くの炉端焼き店で打ち上げをすることになりました。
ね?予約しないで正解だったでしょ??
もしワインの誘惑に負けて予約してたら打ち上げという貴重なチャンスを逃すところだったでしょ??
おかげでずっと会いたかったカンパニュール(邪フェスの時に邪神ちゃんコラボスイーツを作ってくれたお店)の店長さんと会えて、邪神ちゃんスイーツが美味しかったことを直接伝えることが出来ました…!
実は炉端焼きを頂くのは初めて。
炭火で焼くおかげで店内が熱気ムンムン&汗だくなんだけど、そんなのどうでもよくなるくらい美味しい。
エイヒレって炭火で炙ったら滅茶苦茶美味しいという発見もしたし、小見川さんが絶賛してたこまいも食べて、「ほうほう、これが小見川さんが偉く気に入った味か…(´へωへ`*)」と内心この顔文字みたいになりながら頂いてました笑
もう家に炭火焼の設備欲しい←
↑ホタテの写真映え具合とその味に感涙する蛇鈴邪神ちゃん
飲むのは勿論日本酒。香ばしさが引き立ってお口の中が勝利の音頭です🍶
根室の酒蔵が醸す北の勝と、釧路の酒蔵が醸す福司を味比べ。
僕としては飲み比べ的なノリだったのですが、量を合計したら日本酒600ml飲んだことになるのでびっくりですよね…
日本酒は度数の割に水みたいにスイスイ飲めちゃうから恐ろしい…
⑧帰る10分前までお酒
帰りのバスは23:45発。打ち上げの後もまだまだ時間があるわけなので、必然次のお店を探すことになります。
札幌酒クズコンビ(僕とDJ)にもう一人を加えた3人で向かったのは雑居ビルにひっそり構えるオーセンティックバー。
何気に人生初のオーセンティックバーです🍸
イェーガーマイスターを頼んだところ、マスターがドイツ流の飲み方を教えてくれました。
日本人からすればイェーガーといえば1杯目の気付としてショットで一気に飲み干すイメージですが、ドイツでは一気には飲まず、ビールをチェイサーに飲み進めるのだそう。
いやビールがチェイサーってのも大概やぞ笑
ヒプノティックやロンサカパのような値段的に手を出しづらいお酒から、見たことないリキュールまで色々と並んでいて、これには趣味でカクテルづくりを始めた僕も興奮。
イェーガーにしろテキーラにしろ、大変な思いをして作ったお酒を美味しく飲むんじゃなく罰ゲームみたいに一気に飲むのは悪しき文化だよね!ってとこでマスターと意見が一致。
僕はテキーラを美味しく飲むカクテルとしてマルガリータ、友達はジンの苦手意識を克服したいと伝えたらジン好きが羨むジン(名前わすれちゃった…)をストレートで頂きました。
テキーラは飲んだことないけど、割ってもちゃんとテキーラの個性がわかる。なるほどこれはストレートで飲んだら結構癖強だな…笑
ちなみにグラスホッパーもこの時初めて頂きました。
普通のチョコミント食べるより美味しいチョコミント!笑
ただ他のお店だともう少しきつめの仕上がりになることが多いんだとか。
こういうとこにマスターの個性が表れるのがカクテルの面白いところ。
ちなみにしこたま飲んだあとすぐ夜行バスに飛び乗った結果、見事に体調崩しました←
行きはまだいいけど、帰りは日中移動の方が良いかもしれませんね…!
ここまで読んで頂きありがとうございます。
とは言いつつもう少し続くんですがね笑
最後は真面目な話で締めていきたいと思います。
⑨ファンを覚えるまめさ
サイン会の様子を眺めている時に感じたのが、「ファンのことを覚えてる」。
声優だって宣伝プロデューサーだって、滅茶苦茶な量のタスクを日々こなしているし、覚えることだって沢山あるはずです。ファンのことまで覚える脳容量なんか残らないと思うんですが…
勿論全員を完璧に覚えているはずはないですが、例え一部であっても自分のことを覚えてもらえたら、ファンとしては滅茶苦茶嬉しいですよね。
逆に他の人が認知されているのを見たら「自分ももっと認知されるくらい推し活しよう」とも思います。
僕は人の顔と名前を一致させるのが死ぬほど苦手です。10回、20回とか頻繁に会ってる人でない限り、服装と髪型を変えられたらもうわからないです…
けど言葉を選ばずに言うなら、人を覚えるってめちゃくちゃコスパの良い行動だと思うんです。かかる労力に比べて相手に与える喜びが大きい。
お金もかからないし、完全じゃなくてもいい。
ただ得意不得意の差が激しくて、努力は必要。
イベントで会った人は可能な限り覚える努力をしなきゃな、と改めて感じました。
もっと仲間・同志を大切にする楽団総指揮であらねば。
⑩地方イベント出演の機会を増やしたい
演者の多くは普段札幌など都市部を中心に活動している方でした。
僕は今のところ動画・SNSでの投稿などオンラインでの活動の比重が大きく、会合は非接触型を時々、即売会は札幌市内とM3のみという状態です。
一方、友人には道内でも旭川や帯広、釧路といった地方都市まで出向いてイベントに出演している人もいます。
そのフットワークの軽さとアンテナの感度、マリベリも取り入れないといけませんね。
だって釧路だってこんなにサブカル系のイベント盛り上がっているし、聞けば帯広や北見もイベントが多いらしいじゃないですか。
けれど一体どこでどんなイベントがいつやっているか、僕のもとには全くと言っていい程情報が入らないんですね。友達が出演の告知をして初めて知ることばっかりです。
人口が少ないから、知り合いやフォロワー様を呼べないからといって、ローカルイベントを馬鹿にすることは出来ません。
観客と近い距離で生で触れあえる機会は、ファンにとっても演者にとっても貴重です。
何と言ったって「人が集まる場所にチャンスあり」。
こういうのは人が多い都会ばかりを狙い撃ちすればいいというわけでもないですよね。地方で実績を積んでいる人たちがそれを証明してくれています。
今後は札幌から離れたエリアのイベントの情報もキャッチできるよう、アンテナを張っていきたいと思います。
さいごに
ふるさと納税編って、正直言って賛否両論でしたよね。
けど、ふるさと納税編があったおかげで初めて釧路に行って、釧路がこんなに見どころいっぱいな街であることを知れたし、何より『邪神ちゃん』が成長しているのを実感できた。
結果的に非常に大きな価値のある挑戦だったと、しみじみ感じてました。
今後も『邪神ちゃん』には色んな自治体とクリーンなズブズブの関係を築いて欲しいです笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
釧路で新しく会えた方も、これから会える方も、マリベリの創作活動と邪活を宜しくお願いします。
YUKISHIBA
Comments