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【新プロジェクト】『魔焦 By MARIONEttE』始動【ウッドバーニングとの出会い】

こんばんは、YUKISHIBAです。


2月のグループ展出展の際に告知はしていたのですが、改めてお知らせします。



ウッドバーニング作品専門子ブランド


『魔焦 By MARIONEttE』


正式に始動します!



魔焦ロゴ

MARIONEttEにおいて重要な象徴の一つである眼。

ウッドバーニング(パイログラフィ)作品専門ということで黒目の部分を年輪に。

文字は木を焦がした時に静かに昇る細い白煙をイメージしました。


思ったより手こずりました笑





魔を焦がし、命を刻む。


「魔を焦がす」と書いて「ましょう」


ここでいう魔とはキャラクターとしての悪魔と直接関係はなく、寧ろこの世界で直面する「負」とされるものの総称。

無垢な人間を騙す外敵ではなく、実体はないが無数の人々の意思が絡み合って出来上がっている、いわば地上の魔性。

例えば歪みや痛み、悲しみ、殺意や死への誘惑を伴い、物理的・精神的な死へと導く存在。


かつて命の器だった木の表面に「焼き付ける」ことでそれを封じ込める。

それにより、新たな命を宿した新たな存在になる。


その存在自体がある種の力を宿し、持ち主を魔から守り、この世界を生きる力をもたらす。



音楽も含め芸術の真髄は「人の精神世界に波をもたらし、思考や行動、世界観に変化をもたらすこと」だと考えています。


『魔焦 By MARIONEttE』は作品という形でそういう、あなたがあなたで在り続ける咒(まじない)やお守りのような力をもたらすブランドとして作っていきます。






ウッドバーニングとの出会い


ウッドバーニングとの出会いは江別・野幌にあるアートギャラリー『月のテント』。

オーナーのかじゅさんが焦がす作品はあまりに繊細で、手作業で木に焦がしたとは思えない程。



ウッドバーニングの体験メニューがあるので僕も挑戦してみることに。

それが僕のウッドバーニング初体験。

ちょうど昨年の3月、CSP歌枠Fesの余韻冷めやらぬ深夜のことでした。



初めて焦がしたのは竹のコースター。

筋が強くてペン先が引っかかる上熱も入りにくく、かじゅさんが描いているような繊細な線を引こうにも引けないと苦戦しながらなんとか描いたのがこのユキシバのどや顔笑




「木」に対して思うこと


「木の」とあれば後ろに続くのは「温もり」。

そのくらい木は温かみを感じさせるもの。人の本能がそうさせるのかもしれませんが。

現に温かみのあるテーマや絵柄との相性がとても良く、実際そういう作品をよく目にします。


中には全く逆の意図を持っているのに木が持つ力や僕等の本能が勝手に温かみと誤訳しているものもあるかもしれません。



だからこそ、僕は木という素材から「温かみではない何か」を強く感じさせる作品を作りたいと思っています。


もし木から「冷たさ」を感じたら、かなり希少な体験ではないですか?

これほど珍しいジャンルの中でさえ「異端」であろうとするのはMARIONEttEの意思か僕の本能か…




「一点物」への憧れ


それ以降次にウッドバーニングに手を伸ばすまでは約半年かかるわけですが、

この日のあまりに新鮮な体験は、雨水みたいに時間をかけて僕の深部に染み込んでいたのです。


そうして次に生まれたのが僕が応援するアニメ『邪神ちゃんドロップキック』の二次創作グッズ

『焦がし邪神ちゃん』シリーズ。

「一点物のアート作品」を販売(頒布)はこれが初めてでした。



僕にはもともと「一点物」への強い憧れというか嫉妬心がありました。


当結社は音楽を中心に展開しています。

が、音楽は性質上絵や彫刻や工芸品などと違い「複製可能なデータ」として扱われます。


技術や手間を鑑みれば音楽は本来高級品です。それでも、複製可能であるばかりに絵などと比べ軽んじられる理由になります。

「絵を買うのにお金を出すのは馬鹿らしい」という人は稀ですが、「聴きたい音楽を聴くのに金取るのかよ」という人はそう少なくないでしょう。



だからいつか一点物のアート作品を展開したいという思いを、実はかなり前から密かに持っていました。


ウッドバーニングとの出会いはそんな僕にとって、月並みな言葉ですが「お導き」みたいなものでした。

そして邪フェス3で実際にウッドバーニング作品をお披露目して掴んだ手応えは、

「いける」

という確信へ、果てはウッドバーニング作品特化のプロジェクト立ち上げまで至るのです。



実はこの確信を得てから『魔焦』というブランド名のアイデアが浮かぶまで、そんなに時間はかかっていないのですよ。




『魔焦』デビュー作の「眼」


『焦がし邪神ちゃん』シリーズで掴んだ手応えを元に次に作った初のオリジナル作品が

『YUKISHIBAの右眼/左眼』。


YUKISHIBAの右眼/左眼

―眼の役割は二つある。”見る”ことと”見ない”こと―


見るべきものを正しく見る力を《開かれた左眼》に、

見る価値のないものに惑わされぬ力を《閉じた右眼》に

それぞれ込めました。

地上を生きるあなたのお守りとして。



お披露目は今年の2月。月のテント研究生・弐條さんの生誕グループ展『誰かと始まるParty Time』に出展。

「2」がテーマだったので左右2つある眼を描いた作品がぴったりだろうと思った次第です。


予想以上に好評で、お迎えされては月のテント内で新たに作って追納してました。

新たに作っては「弐條マーーン!!新しい右眼よーーー!!!」

とか言って汚ぇバタコさんごっこしてたのは良い思い出笑


▼証拠映像


お守りとして持ち歩いても良し、棚に飾っても良し。

元の素材はコースターなので、当然コースターとしてお使い頂けます。





YUKISHIBAから見たウッドバーニング


木や竹、レザー…全て《生命体だったものの一部》

木目や筋、皺、個体によって違う熱の入りやすさ…その全てがかつてそこに命が宿っていた事実を生々しく伝えています。


内容物を失った器を再び満たす。

命が去った場所に新たな命をもたらす。

今度こそ消えない命を。



音楽以外の芸術にとんと疎い僕から見てウッドバーニング(パイログラフィ)は儀式、或いは術式だと解釈できました。


MARIONEttEの音楽、とりわけ会合(ステージ)もまた結社における最も重要な儀式です。

だからこそウッドバーニングはただの珍しい芸術技法の枠を超えた、MARIONEttEの営みの一部のように思えます。


偶然というものがこの世に無いなら、MARIONEttEの意思(神の采配)によって引き合わせられたのでしょう。

「やれ。これが必要だ」と。(Noと言わせぬ圧力)




おい、木を焦がさねぇか(布教)


最後に実務的な視点からも魅力を見ていきます。


ウッドバーニングに使う電熱ペンという道具。あっつあつの金属製のペン先を木に当てて焦がします。

線の濃さは筆圧ではなく温度とペンを動かすスピードで決まります。


僕はプロ作家御用達の最上位機種・my pen αというものを買いました。

先輩作家もみんなmy pen αを使っていて、「買うならこれ!」と強く勧められました。


温度調整が簡単なのが最高です。逆にこれが無いと一気に難易度が跳ね上がると思います。

鉄板でも安いものだとon/offしかなかったりしますが、熱くなりすぎたり温度が足りなかったりと調整が面倒です。


最上位機種は初心者には早いのでは…?と思うかもしれませんが、初心者程my pen αがお勧めです。

つまらない理由で挫折しない為にも。



また最上位機種でも1万千円くらい

安くはありませんが、逆に一回課金すればよほど過酷な使い方をしない限りずっと使い続けられます。

最上位機種でもその値段と考えればかなりハードルは低いと感じました。


しかも画材である木は課金してこだわっても良いが敢えて100均のものや端材でも良い。

寧ろ安っぽい素材が化ける面白味があるというもの。


ペン先はどうしても消耗品ですが、それでも絵具やキャンバスのことを考えたら幾分安く済みます。(そのくらいアートはお金がかかる…)

使えば使う程安さがわかるというやつですね。


▼my pen α▼




まだ知ったばかりで詳しくはありませんが、やはりまだまだ珍しい技法で人口が少ないそう。

そのためか、新しくウッドバーニングを始める人や興味を持つ人に対してとても優しい。

もっと大きく賑やかで(木が焦げる)良い香りで満たされる界隈にしようという想いが感じられます。


木といえば温かみの枕詞みたいなところがありますが、それに違わぬ温かさで迎えてくれるウッドバーニング作家の先輩たち。


僕もまた、新たにウッドバーニングに挑戦する人を温かく応援できる先輩作家になれるよう精進していきます。




○○By MARIONEttEの名に相応しい、世界観の濃い作品を作ります。




楽団型秘密結社MARIONEttE 楽団総指揮

魔焦 By MARIONEttE オーナー

YUKISHIBA

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