【VocaDuo2026振り返り】ユキシバから見た『リング・ア・ベル』
- maliceberryblog
- 7月9日
- 読了時間: 18分
こんばんは、YUKISHIBAです。
ボカデュオ/コラコレ2026完奏御礼!!

3年振り参戦となったVocaDuo。
チーム『+13』、一人も欠けることなく閉幕まで走り切れたことに心から安堵しています。
作品のタイトルは『リング・ア・ベル』。
歌詞もそうですが、タイトルもまたガクまり作品には大凡付く機会の無さそうなボキャブラリー。そこがボカデュオの面白いところ。
完成に近づいていく道中には色んなことを感じ、悩み、そして歓喜と恐怖に脳を焼かれました。
少し日にちが空きましたが、僕の中ではまたボカデュオの余熱は熱々です。
今回は『+13』の作編曲/MIX兼リーダー的サムシングの担当として走った約6カ月分の制作秘話とクソデカ(?)感情を振り返ります。
プラスイチサン
今回は五人編成。なんと動画担当もいます!一応音楽組は皆動画も作れますが、専門で担当してくれる人がいるだけでかなり負担が減ります。マンパワーは正義。
しかもAEを使えるというので「あ、すげえ…本当に動画作れる人だ…」となりました(IQ2の感想)
Vo.のひらりさんに誘って頂き参加。音楽組3人は元から付き合いの長かったメンバーで、作画のさたんちゃんもひらりさんの伝手。花瑠璃さんが唯一公募で加入という、伝手や人のつながりに助けられて揃ったメンバーとなりました。ありがたいですね。
ちなみに作画&映像の二人は有償で依頼を請けている人。
そして音楽組は全員ワンマンの経験者。
そういうとかなり強い布陣ですね。
背筋がゾッとする読後感
本作がどんな順番で形作られていったかと言いますと…
まず最初に①ひらりさんの前回ボカデュオ参加作品『沈むレプリカ』に似た雰囲気の、「じっくり聴かせる・読ませる」作品
というのがざっくりとありました。
前回ひらりさんと組んだ時の『戦赫』とはかなり対照的な作品にしたかった、且つガクまり単体では生まれないであろう作品にしたかったというのがあります。
で、
②死者が記憶を思い出しながら生者の元へ向かっていく
というストーリーのアウトラインが決まりました。
この段階ではバッドエンド(たとえば自分の死因になった者(元彼など)への復讐)とグッドエンド(例えば遺してしまった恋人や子供を守りたいという思い)の両方の可能性がありました。
ので、両方の可能性を残しながら中身を固めて、より良い作品に仕上がりそうな方を採用しようという方針を立てました。
この後、ここに③「メリーさん」というモチーフが加わり、ホラーテイストの方向に舵を切っていきます。
この段階で「聞いた人がゾッとする作品にしよう」という方針がほぼ固まります。
この後は
④死んだ彼女ちゃんが彼君に会いに行くという結末
が決まります。
そこからはこの結末に行き着くための物語が成り立つための人物像と関係性…という風にゴールからスタートに向かって作っていきました。
なので序盤は特に創作よりも考察と言った方が近いですね。
彼女ちゃんの死因も最初は帰ったら彼君が浮気現場→ショックで逃げ出す→トラックに轢かれる
説だったので、彼君がクズor彼女ちゃんがやばいの二通り考えられました。
が、考察が進むにつれ彼女ちゃんがやばい説が採られ、死因も修羅場突入→バルコニーから落下
に変わりました。
ここで「人物(彼女ちゃん)のことが理解できない」という大きな壁に全員でぶち当たりました。
この物語が成立するような彼女ちゃんの人物像。
僕等が実際接したことのある中でトラウマ級にイカれた女でもせいぜいメンヘラどまり。
そういうメンヘラの枠では説明できないサイコ女の人物像を、僕等は観測し兼ねていました。
僕の観測可能域の外だと気付いてから先はいよいよ全員で知恵・知見を出し合う段階に入るのですが、内心かなりヒリヒリしてました。
「この作品完成しないかも?」という不安や、「議論が紛糾したらどう立ち回ろう?」といった緊張感を割と真剣に隠し持って会議に臨んでいたのですが、その辺は取り越し苦労でした。
冷静で協力的で話の出来るメンバーに恵まれました。議論って出来て当たり前のことではないですからね、一番難しい局面を議論で乗り越えられたことに一人感謝を噛みしめたのでした。
リーダー的サムシングとして
このあたりの工程(というかここから先の工程)、逆に僕がほとんど仕事してない疑惑があるのですが、今回は本当に終始みんなの知恵やパワーに乗っかりながら進んでいた感があります。
作詞もMattheWさんにほぼ全て任せていたし、絵や映像に関しても少し口を出したくらいで、寧ろ指摘する点や要望なんかも僕が言う前にほかのメンバーが言ってくれたまであります。
僕はただ出来上がっていく歌詞や歌データ、絵を見ては悶絶してたぐらいというポンコツ社長ぶり。
せめて歌唱については色々細かい部分まで見たろと思ってデータチェックしたのですがそこまで取り立てて言うことが無かったことに逆に僕の耳に危機感を覚えました。
こうしてみると中盤以降何もしてなくないか???
さてリーダーの役目とは何でしょう?
第一はチームをゴール(作品の完成)まで導く立場ですが、同じくらい「メンバーのためになる」立ち回りが重要だと考えます。
出せる知恵が少ない代わりにと言っては何ですが、出来る限りメンバーの活動PRの助けになろうと考えていました。
普段有償で作品を作ったりしている人同士が基本無償で作品を共作するわけですから、PR要素は大事。
寧ろ『+13』を各々の活動の宣伝に積極的に活用してほしかったぐらいです。
特に動画師は最後の工程故に一番タイトスケジュールな割には活動に対する旨味が無いというぼやきを耳にしたこともあったので、あまり言ってはなかったけど気にしてました。
ギリギリの局面で駆け抜けてくれたアンカーの花瑠璃さん、ありがとう。
配信やTwitter上での告知をメンバーの宣伝に活用するのは勿論、出来上がった作品を宣伝すること自体がメンバーの宣伝にもつながるので、期間中アカBANされない程度に自薦巡りをしてました。
動画説明欄にもメンバー全員のPRを募って載せました。
歌詞全文も載せようと思ったのですが載らなかったのでPRを採用。
『リング・ア・ベル』に対して感じていることもみんなそれぞれ違うので是非こっちも読んでみてね。
ちなみにYUKISHIBAのPR文だけ途中で「文字数が足りな」で終わってるけど動画説明欄ちゃんと1200文字MAXまで書いてるので本当に足りなかったんだよ笑
あとはあれですね。
血を遠慮なく描いてもらいました。
動画がおセンシティブ判定を食らってアカウントのステータスに影響するリスクを負うのもリーダーの役割。
(少なくともニコニコでは無いと思うが)アカBANリスクは私が負うから徹底的にやってくれってやつです。
さたんちゃんが徹底的にやってくれたお陰で出来上がったのが上に貼っためろめろ彼女ちゃん。
血も滴る良い女。間違いない。
チーム名が怖い
そういえばチーム名の由来、分かった方いますか?
まず今回、作品の内容に合わせてチーム名を決めました。
『リング・ア・ベル』、タイトルや作中で電話がよく描写されていたと思いますが、それがヒントになります。
するとピンと来るのは国際電話の国番号ですね。
国際電話をかける時に頭につける「+」から始まる特殊な番号のこと。詐欺電話の発信元についてることが多いアイツですね。
日本に割り当てられているのは「+81」なので、海外から日本に電話をかける時は頭の「0」を「+81」に置き換えます。
その他だとアメリカやカナダにかける時は「+1」、ドイツにかける時は「+49」…のように、国によって決まっています。
国番号早見表↓
では+13ってどの国の番号でしょうか?
もうお察しの通り。
+13という国番号は存在しません。
チームの作画担当、「不吉な数字の国番号を」というさたんちゃんの発案ですが、+13という国番号が実在しないことは案を受けて調べて判明したこと。
電話に関係していること、「聴いた後でゾッとするような作品を作りたい」という当初の思いにマッチすること、そして背中がヒヤッとする偶然から、実質これしかなくね?という感じで決定しました。
演奏Byガクまり
今回も勿論曲の演奏はガクまりのメンバー。
Gt. Irma/Ilse
Ba. Vera
Ds. Bathory
Pf. Myra
Synth. Aileen
ガクまり的には稀に見る少人数体制。
歌うのがひらりさんなら安心。
滅多に他人を褒めない・認めないガクまりの団員達が満場一致で(ヴォーカルとして)認めた非常に数少ない人物。彼女等をバックバンドにつけれるのは僕以外では現状唯一ですね。
一番厳しいBathoryも歌声を聴いて「ふーん……………悪くないんじゃない」と言ったので満点合格です←
3拍子・ピアノメインでシンプルなバンド編成というのは最初に決まりました。
ひらりさんの好みを意識したわけではないのですが単純に似合うので。
冒頭から1サビにかけてMyraのピアノ演奏スキルが光る曲となりましたし、中盤から後半はBathoryのドラムがかっこいいですね。
しっとりしてるように見せかけて、エモイコードの裏でしっかり暴れてます。この辺はガクまりらしさがよく出てるポイント。
余談ですがひらりさんの歌声ってMIXしやすいんですよね。
僕の声と比べても演奏とぶつからない。倍音が豊富で高音方向にバランス良くなってるから、低音を強く鳴らすガクまりの演奏とは多分相性が良いんでしょうね。帯域的に上手いこと棲み分けてくれるからバチバチ割れたりしにくい。
コメントでも「結構強めの演奏なのにヴォーカルが負けてないのが凄い」という感想を頂きましたが、ひらりさん自身の「鳴りの良さ」と演奏との相性がマッチしてるお陰かなと思います。
あと3年前の『緑眼のパピヨン』で組んだ時のヴォーカル用プラグインのセット「ひらりさんセット」を流用したので楽でした笑
失礼だな、純愛だよ(確信)
歌詞が、絵が、映像が出来上がっていく度に僕の脳は焼かれ、もう頭蓋骨の中は灰しか残っていません。振ったらマラカスみたいな音がします。
最初は自分も出会ったことが無いような、想像上の生き物といっても良いような領域のイカレ女を描いていたはずが、今思って見ると彼女とよく似た部分を自分の中に・これまでの行動の中に見つけられてしまう。
最初は彼女の支配に追い詰められる彼君の方に同情していたはずが、彼女ちゃんと彼君が二人で幸せになる筋書きをこの曲の外に求めてしまう。
ただひたすら「やべぇよこの女!!」と戦慄していたのが、今では「かわいい~~!!」だの「幸せになって!!」だの「太腿から血垂れてるの最高にエッですなぁ!!」とか言って悶えているわけですから。
こんなに執着してくれる人がいることも、こんなに執着できる相手がいることも、得難いしあわせだと思いますよ。
経験がないものへの憧れに過ぎないのかもしれませんがね。
会議で得た認識と僕の妄想を交えて、彼女ちゃんの人となりについて話しましょう。
最初は地雷風メンヘラ路線としごできお姉さん路線があり、しごできお姉さん路線が採用されました。
頭も要領も良い、いわゆるハイスペック人材の括りだったのではと思います。
仕事においては抜け目がなく、自分が主導してワークフローから作って仕事をどんどん効率化していくタイプ。
効率化していくので残業も少なく、仕事も彼君とのプライベートも両立するまさに隙の無い女。
きっと仕事自体も楽しいんだと思います。だからこそ仕事中は人一倍真面目だし、会社や仲間の為になることを考えている。
ただ人一倍周りを想って考えていて、且つなまじ優秀であるが故に、「自分が描いた筋書き通りに物事を進めることに固執する」ところがあって、筋書きから外れるのを極端に嫌う。
実際にそうなった時にはヒスるのか、静かにアンタッチャブルなオーラをまき散らすのか…
何にせよ、上からは信頼を置かれる一方、気楽にやりたい人にとってはやりづらい相手。
彼女ちゃん、彼君に対してもこれをしたんですね。
服装や髪型、きっと仕事や交友関係も細かく制限、いや設計したんです。
彼女は「優秀」なので感情的になるでもお気持ちをぶつけるでもなく、あくまでも「正論」の体で自分の理想を押し付けるのです。
押し付ける理想の一つ一つにそれらしいロジックをつけて彼君から反論の余地を奪い、あくまでも自主的にそうしているという形にまとめて、彼君が不満を述べる余地を奪います。
全ては、ただ良かれと思って。
彼女にとっては「彼君をより良く育成する」のが、彼君にとっては「何もかも決めてくる支配者」になっていた。
ただ、きっと彼女を支配者たらしめたのは口の強さだけではない。
彼君が彼女に逆らえなかった一番の理由は収入の差だったのではないかと思うのです。
大なり小なり、稼ぎが無い、稼ぎで恋人に劣るというのは男にとって強烈な劣等感の素。
ただ、彼女ちゃんの世界で、彼女はあくまでも彼君のために「支配者」になっていた。
収入も含めて。
出会った場所、帰り着く場所
二人の出会いは大学でしょうか、才色兼備の彼女ちゃんがこれだけ彼君に夢中になったのは手に入れがたい存在と感じさせられたからか、或いは意外にもちょっとした優しさだったのか…。
この辺は妄想なんですが、彼女ちゃん恋愛経験自体は乏しかったんじゃないかと思うんです。
高嶺の花みたいに見られていた部分もあったろうし、本人にとっても心を惹かれる機会が無かったものだから惚れるということ自体よくわからないまま大学まで行ったかもしれません。
唯、彼君と付き合い始めた頃から彼女ちゃんは「支配者」だった。
似合う服装を全部コーディネートし、それまでつるんでいた友人や関わりのある女子を言葉によらない方法で(立ち回りだけで)遠ざける。
こういうことが積もり積もってある時限界を超え…
支配される息苦しさに耐えかねた彼君は、他の女友達と交際に発展します。
彼女ちゃんと比べればパッとしない子だけど、一緒にいて気楽だった。
一挙手一投足に口出しされないことがこんなに自由なのか、と思ったことでしょう。
でも彼女ちゃんにとっては彼君がそんな女とどうして浮気なんてしたのか皆目見当がつかなかったはずです。
「どうして庇うんだよ そこはアタシの場所」
ここの歌い方から滲み出ているのが敵意や悪意ではなく、その前の純粋な「何故?」という感情である点に僕はまた痺れました。
そして浮気相手に対する「目障りなゴミ」という表現に籠った感情も嫉妬や敵意なんかではなく、まさに捨て忘れた生ごみをゴミステーションに置くような、文字通りのゴミとしか見ていない冷静な感情ではないでしょうか。
この後彼女は浮気相手を本当に「片付けて」しまうわけですが。
彼女は眉一つ動かさずそういうことが出来る子です。
目的の為に必要な行動なら殺しだろうと何だろうと1ミリも迷わず取れる子。
彼女は一度裏切られても、彼君に恐怖や拒絶を向けられても、その末に痛い死に方をしても、彼君が知らない場所へ行ってしまっても、
それでも家路を急ぐのです。
愛する彼との日常を再開するために。
だから彼君の家に向かう時、彼女ちゃんは楽しくて仕方なかったと思います。
もしかしたら浮気相手の女の子が最期にみた彼女ちゃんは笑っていたかもしれません。
よし、ハッピーエンドだな(破滅)
この物語の外で彼君が聞くのは「来ちゃった」なのか「ただいま」なのか……
それによって多少二人のやり取りが異なるでしょう。
「来ちゃった」ならそこが自分の家でないことを自覚している=浮気のくだりを引き摺っているので、一発ぐらいビンタして懇々と説教してから許しそう。
「ただいま」なら何事もなかったかのように二人の生活が始まりそうです。
どのみち今度こそ永遠に二人きり。おめでとう、もう誰にも奪われないね。
『リング・ア・ベル』は一応バッドエンド・怖い話と捉えられる想定です。
が、今の僕にはその先で二人が幸せになる未来が見えてしまうのです。寧ろ誰かそういうIF書いてくれ、必要だろ。
幾ら時間やお金に余裕があって暮らしに不安が無くても、自由を制限されるのはそれらのメリットを帳消しにしてしまう程のデメリットです。
まして交友関係の制限までとなると、やっていることが毒親のそれ。
それでも彼女ちゃんと暮らす幸せな未来を幻視するのは、彼女に対してファム・ファタール的なものを見ているからかもしれません。
彼女を受け入れるということは自分の自由意志を捨てるということ、即ち精神的な意味での死。
ただ同時に、自分が主役であり続けることに、或いは主役の座をもぎ取る為の努力に疲れた心が安らかな眠りにつく場所でもある。
破滅と知りながらそこに救いを見出してしまう。彼女のことをファム・ファタールの変異型のように見ている自分がいます。
こういうものを昔の西洋人は「悪魔の誘惑」と表現したのかと思えば納得がいくというもの。
彼に都合よく自分を映しながら彼女に肩入れをして、二人の幸せを願っている。
もうすっかり彼女に魅入られているのかもしれません。
末永くお死合わせに
話が前後・重複するようですが、彼女ちゃんを描く作業は、理解の及ばない存在を観測するという厳しいものでした。
それがどういうわけか今では寧ろ彼女によく似た部分を自分に見てしまう程、理解してしまっている。
この「心当たり」に気付いた時は背中が冷える思いをしたのを覚えています。
ここまで彼女ちゃんの彼君に対する行いをやばいこと、毒親に近い行いという風に話してきましたが…
あなたも彼女みたいなことやってませんか?
僕は過去に一部やらかしていたことがあります。
どちらかというとやらかされる側だったものの、僕も僕で「相手を救う/教え導く」という体で理想を押し付けていました。
僕の場合は食べ方、好き嫌いといった食文化にまつわることですね、
正しい食育をするぐらいのつもりだったのですが、今思って見れば食文化は乳幼児期の家庭で形成されるもので、他人がメスを入れるにしては相当配慮が必要な根深い部分でした。
勿論当時の僕はそんなことを思いやれるはずもなく…
多分彼女がやっていることって、僕等が大なり小なりやっていたりやろうと思いついたりすることだったんです。
家族や我が子、恋人やパートナーに対し何も期待せず、理想を持たず、求めずにいることの出来る人がどれだけいるでしょうか?
自分の中に自分を中心とした世界の筋書きがあって、近しい他人にはその筋書きの通りに動くことを期待する。
誰かを真剣に思って組み立てた筋書きなら尚更。
それがただ心の中で思っているだけなのか計画的に実行するのかの違い。
実は彼女は異常な怪物ではなく、多くの人々が隠し持っている小さな怪物の結晶なのではないでしょうか…。
幽霊は理解や同情の念を示すと取り憑かれるといいます。
一度彼女を一部でも理解してしまった僕等はもう、彼女に取りつかれているのかもしれません。
リング・ア・ベルは終わらない
白状します。僕自身『リング・ア・ベル』がお気に入りでちょくちょく自分でも聴いてます。
ボカデュオ巡回した範囲だけでも魅力的な作品がざくざく出てくるんですが、それでも「う~~んやっぱうちの曲大好きだな」ってぐらい。
一見綺麗な曲の中に時折顔を出す不穏さ、狂気じみた歌詞、それを丁寧に落とし込み表現する歌唱、血も滴る良い女、狂気を増幅する映像演出、全てが上手いこと噛み合ってくれた結果、これほどまでに何度も見たくなる作品に仕上がりました。
今年のボカデュオは開催前にニコニコ運営が絡んでコラコレというイベントに取り込まれるなど色々ドタバタありましたが、やっぱり楽しい。
そもそもボカデュオは今のニコニコにおいて異質なイベントだと思います。
何故かって?オリジナル曲を人間が歌うからだよ。
「お、面白そうな投稿祭やん」と思えばボカ、ボカ、ボカ。V、V、V。
現在のニコニコにおいて、音楽系はボカロを扱うかバーチャルの身体を持っていなければ参加資格のないイベントが殆どをしめ、顔を出してオリジナル曲を作って自分の声で歌っている個人勢は肩身の狭い思いをしております。
個人勢は個人勢、イベントというある種のお膳立てを欲しているのは変わらないのに。
ただボカデュオの間は人間が歌うオリジナル曲が溢れ、参加者は人間のオリ曲を聴き漁る。
僕も色々聴きまわりながらそういう光景を見て、やっぱりいいなぁ…としみじみ思う。
ニコニコにおける #ニコニコインディーズ 復興に向け、何とかして動いていきたいです。
僕等はあえてランキング(TOP100部門)は避け自分のペースで宣伝していましたが、
ボカデュオが終わっても尚皆の愛ある着信(再生)は止まず…
ついに500着信を突破しました!!

イベント内だけでリング・ア・ベルの歩みが止まらないのが僕はとても嬉しいです。
みんなボカデュオのために6カ月近くかけて準備するわけですから、送り出した作品はボカデュオが終わった後も末永く広まって愛されて欲しいものです。
バズることは無くとも、長く長く聴かれて広まって欲しい。
リング・ア・ベルがどんな作品かを説明するのは困難です。
想定上はホラー、バッドエンド、
けれど一度聞いてみれば理解する彼女の純情。
その先に夢見てしまう彼女と彼の幸せな未来。
この作品は戒めを伴う恐ろしい作品なのか、
自分を投影するハートフルな話なのか。
聴き手それぞれの人生と混ざることでこの話の趣旨は見えてきます。
その時、あなただけのリング・ア・ベルが生まれるのです。
今後も末永く『リング・ア・ベル』が愛されますように。
『+13』での活動がメンバーの今後の活動の糧になりますように。
彼女ちゃんの「想い」が今後も多くの人に届き続けるように。
二人が末永く幸せでありますように。
ボカデュオを通して僕等を知ってくれたあなたも、
日頃から応援してくれているあなたも。
『リング・ア・ベル』を聴いてくれたあなたへ、
末永く
おしあわせに。
作画担当:さたんちゃんのボカデュオ振り返りnote
↑彼女ちゃんのキャラデザ案なども見れます。可愛い。
▼ニコニコ▼




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