『THE OMEN』が普通の作品と違うところ(なんて言うと烏滸がましいですが)は、音源作品として売り出していながら、音源作品と括ってしまうのははばかれるほどに内容が多岐に渡っている点です。
音源・画集・マリベリの解説書。
さながら公式ファンブック…というのは言い過ぎか。
いつか公式ファンブックを作るのも密かな夢であることをここで打ち明けたところで本編開始です!
『THE OMEN』制作秘話第2弾、絵に関する解説編です!
理想は宗教画
『THE OMEN』には実に多くの絵が含まれます。
これだけの量、密度・難度の絵を比較的短期間でまとめて用意したわけなので、マメウサの負荷は前にも後にも類を見ないものだったでしょう…
マリベリの絵を完成させるのが大変な最大の理由はその「密度」。
ここでいう「密度」というのは単に描き込みの細かさだけでなく、多くの要素、深いストーリーが調和し、歯車のように噛み合っている様をさします。
なので描くマメウサも勿論大変ですが、デザインをする僕もかなり大変です。
僕が絵をデザインする立場として宗教画をその理想に挙げたのは、宗教画は「密度」に徹底してこだわっていると感じるからです。
宗教画は基本的に「なんとなく」や「描きたかったから」で描かれるものではありません。
部屋の柱、テーブル上の料理、目線など…描かれるもの全てが何かしらの役割を担っているし、事実と違うことを描く時もそれはそれで布教上の意図を持っている。
それでも味気ない絵にはならず、寧ろ見れば見る程謎深く、見る者を飽きさせない絵になる。
キャンバスは無駄なものを無計画に描いていけばすぐ埋まってしまうし、ただの平面で終わってしまいます。
ですが必要な表現を無駄なく組み込んでいけばいくら描きこむことが出来、そこに空間、前後の物語さえ描くことが出来ると考えています。
『THE OMEN』はまさにそんな精神を全体で表現した作品と言えます。
さて、ここからは『THE OMEN』を構成する絵について一つずつ解説していきます。
①ラベル
ラベルも最初は全然違うデザイン案でした。
最初はマリベリのテーマカラーである黒と赤を基調とした、もっとオカルトチックで魔術書のようなデザインで進めていました。
が、ここでも僕等の耳元で囁いたのがワインの神様・バッカス。
「いや、せっかくラベル貼ろうってんだしワインのラベルみたくすりゃええじゃん」と。
確かに聞いたんです!神の声を!!(飲みすぎ)
そんな経緯で手元にあったワインのラベルを色々見ながら僕がデザインして生まれたのがこのデザイン。
言うまでもありませんが、ただワインっぽい見た目にしたかったからだけでは作りませんよ!
一つ一つ意味を持って、極力無駄が無いように緻密に組み立てたつもりです。
ので、ここからは部分ごとに詳しく紐解いていきましょう。
※尚、ラベルにはマリベリの根幹を形成する独自の宗教的な情報がたっぷり含まれております。
そのあたりも含めてどうぞお楽しみください。
0宗教観
マリベリが現在神としている存在は、唯自然を愛し、自然法則を何よりも信奉する方。
服従も布教も求めず、自らを神と名乗ったことは一度もありません。
唯、そんな神にとって最も憂うべき存在がいました。
その男は突然現れたと思えば、自らを天地創造の主だと人間に信じ込ませようとしました。
男の名はヤーヴェ。
ヤーヴェはその教義によって一部の人間を忠実な信徒に仕立てあげ、そのことに味を占めたのか、次第に教えに従わない者の命や財産を徹底的に破壊させるようになりました。
ヤーヴェの僕として作られた天使たちの中にも、そのやり方に疑問を持ち、反抗する者達が現れました。
やがてその軋轢は大きな争いに発展し、最終的にヤーヴェに歯向かった天使達が天界を追放されました。
そんな天使達を救うために、神は【地獄】を創りました。
神は地獄へ辿り着いた天使たちに時間を与え、各々が最も望む姿になるよう命じました。そうしてヤーヴェから与えられた姿を捨てて、彼らは【悪魔】となりました。
神は悪魔たちを手厚くもてなし、悪魔たちは恩義に報いるべく、神と共に地上をヤーヴェのくびきから解放することを誓ったのでした。
神とヤーヴェの戦いの行方は、今尚知れず…
Ⅰ頂点にある樹
これは「知恵の実」が実る樹を表しています。
知恵の実はヤーヴェがアダム・イヴに対し食すことを固く禁じた果実であると同時に、天界でもヤーヴェ以外には食すことを許されない大変貴重なもの。
ですが、地獄では当たり前のように食べられるし、知恵の実を使ったワインも日常的に振舞われます。
知恵の実はまさに【神の恵み】なんですね。
【神の恵み】がもたらすのは知性や理性、そして天啓。簡単に言うと閃きのようなもの。セレンディピティとも言います。
但しこれも大元を辿れば”自然”が育んだもの。神はあくまで”自然”の代弁者でしかないのです。
Ⅱ山羊の頭骨
左右に配された山羊の頭骨は、お察しの通り悪魔の象徴。
堕天使たちが神から「心から望む姿」になることを命じられた結果、ここまで天使とは似もつかない姿になったのは、ヤーヴェのやり方への反発・不満も大きかったのだろうと思います。
Ⅲ二重螺旋と彼岸花、それを受け取る手
山羊の頭骨の口元から降りる二重螺旋と、その中心あたりに咲く彼岸花。
これらは【神の伝言】があの世からこの世へ渡り、人々の心へ【啓示】という形で届く様を表しています。
この伝言は《魂への愛と解放》のもと、地上で苦しむ人々を救うための純なる願い。
ただ、それを啓示として受け取った時、その伝言には様々なものが含まれていることに気付きます。
そこにあるのは、咲く前に摘まれた花の記憶。その存在を否定され、捨てられてしまった魂達の慟哭。
それを受け取り、形にする手。
そう、この手はマリベリそのものを表しています。
Ⅳ五線譜と無限、荊とツタの二重螺旋
手の根元から伸びる五本線はお察しの通り五線譜であり、マリベリの音楽作品を表しています。
マリベリが受け取った啓示、は音楽という形で地上に現出し、人々の手に渡ります。
誰にも見つけて貰えない闇の底に葬られた魂達の叫びは、マリベリの音楽となって人々に届くのです。
聴き手の心の芯をドウンと揺らすような「人間」を帯びながら。
斯くして地上に生まれた(生まれ変わった)音楽たちは、僕等や受け手、人々が絶やすまいとする限り永久に広まり続け、国を超え、時代を超えて人々に届き続けるのです。
ちなみに手の根元から続いている線が五線譜なのに対し頂点の木から伸びる線が4本線なのは、その段階ではまだ形のない意思や記憶でしかなく、受け取り手たるYUKISHIBAがいて初めて音楽という形になることを表していると考えられます。
Ⅴ下の部分の文字情報
Since2012
マリベリ創立の年。
とはいえ曲をステージやオンラインで発信できるようになるにはここから4年の歳月を要します。
世に送り出せるだけの最低限必要な品質の作品を作るための技術・装備・覚悟などを手にするまでにこれだけかかってしまいました。
この4年間はマリベリでは”水面下時代”と呼び、誰にも見せず曲や歌詞を作り溜めるという歯がゆい時代でした。
そして水面下時代を超えた次は、有料パッケージ版の音源作品としてリリースできるだけの品質を実現するための戦いが更に6年続いたのです…。
『THE OMEN』に収録されている曲の殆どは、この長く過酷な”水面下時代”を経た作品達です。
LOVE AND LIBARATION OF OUR SOUL
訳すと《魂への愛と解放》。
YOURではなくOURであることからもわかる通り、マリベリ音楽を拠り所として《魂への愛と解放》を目指すのは僕等自身も同じなのです。
「あなたを救ってあげる!」という上から目線の他人事ではなく、寧ろ誰よりもマリベリの存在に救われ、必要としているのはほかならぬ僕自身です。
自分が必要とするものだからこそ、同じくそれを必要とする人のことを想えるし、自分が救われたいからこそ、他の人も一緒に救いたいと思えるのです。
PRODUCT OF THE SHADOW
このTHE SHADOWはマリベリが生まれた場所を表し、日本語では【陰界】と訳されます。
【陰界】もまた、地上世界から零れ落ちたとある人間を救うために神が創った世界。とある人間とは…いずれお教えしましょう。
待って、ラベルの解説だけでめちゃくちゃ書いてしまったやん、
さて、ここからはブックレットに収録した絵たちの解説です!
今回も長いな~~(読んでくれる皆ありがとう!!)
さてここからはお待ちかね(?)『THE OMEN』の画集パートを担うメンバー紹介ページの絵を紹介していきます。
【メンバー紹介ページ】絶対紹介したい絵3選
下描きと一緒にマメウサに伝えたのは絵柄の全体的なイメージ。
今回は「ダークミュシャ」と伝えました。
ミュシャといえば日本でも人気の高い画家で、プロダクトデザイン(ポスターやパッケージなどの絵)のイメージが強いです。
西洋的でありながらもどこか不思議な親近感を覚えるのは、ミュシャが浮世絵に多大な影響を受けたからかもしれません。
Ⅰイルマ&イルゼのページ
1つ目はイルマ&イルゼのページ。
詳しくはこちらの記事や公式WebSiteにまとめてありますが、二人とも生前はナチスドイツの一員として、強制収容所の看守に勤めていた過去を持ちます。
それぞれ別の収容所で異名を取る程に恐れられ、戦後は戦争裁判にかけられほどなくしてこの世を去りました。特にイルマはその美貌から連合国側にとって格好の的になったようです。
さてこの絵について。
足元から崩壊していく体、下から迫ってくるは戦争で命を落とした犠牲者たちの手、もしくは…
背後に大きく掲げられるは、二人がそれぞれの人生の中で自らの生きる道を見出した場所。
ナチスの落日、それと共に終わりゆく二人の命を描いています。
(どこからどうみてもナチス賛美ではありません。なのでこの絵をでかでかとプリントしたTシャツだって平気で着ます(事実)←)
ここで見て欲しいのが鉤十字の中にあしらわれた花のコラージュ。
これ、ある共通点があるんです。
何だと思いますか…?
正解は、5月のドイツで咲く花。
5月の花だけを鍵十字の中に集めた理由。
もう察しがつく方はつくでしょう。
5月は、ドイツが降伏した月です。
冬の時期に旅行でドイツに行った時に驚いたのが、7時半を回ってもまだ外が暗いほど日が短いことです。
その長く寒い冬が終わり、初夏の訪れに胸が高揚する時期が5月です。
そんな時期にイルマ・イルゼは母国の敗戦を経験し、この世を去っていくのです。
彼女らにとって、その年の春風はどんな香りだったでしょう…
Ⅱマイラ&アイリーンのページ
マリベリが誇る鍵盤コンビ。
特にマイラはマリオネットの中でも出番・人気共にトップクラス。アイリーンは漫画から飛び出したかのような不良少女でありながらキーボードやピアノ、パイプオルガンまで弾きこなす天才。
アイリーンがパイプオルガンを弾く姿はまさに主への冒涜…!いやはや神々しい←
さて、この絵には様々な要素が詰め込まれています。
空から落ちてくる巨大な月。
破壊された教会。背後にバラ窓の残骸があるということはかなり立派な大聖堂だったのでしょう。
そこに佇む二人はシスターと、孤児でしょうか。
二人の足元には黒、青、赤の花が咲き乱れています。
中でも純真無垢な乙女や「処女懐胎」の象徴ともされる白百合を反転させたような黒百合が闇夜に紛れてひっそり咲いているのは、二人の生涯を暗に示しているかのよう。
この3種類、いや3色。
実は欧米圏ではこの3色は、それぞれ政治的な意味を持つことがあります。
赤の共産主義、黒のファシズム、青の民主主義。
それらの上空から迫りくる月の中をよく見ると、そこには白いゼラニウムが描かれています。
白いゼラニウムの花言葉は、「あなたを信じない」。
政治思想は、政治利用される。
いかにそこに高潔な理想を夢見ても、それが行き着く先は等しく世界征服なのです。
レーニンやスターリンが全世界の共産主義化を目指したように。
ヒトラーが「アーリア人」を全人類の頂点に位置付けたように。
アメリカが今まであの手この手でロシア、共産主義勢力を駆逐しようとしてきたように。
僕はここで特定の立場に立つ気はありません。ある立場を取ること自体に価値が無いと考えているからです。
その代わり、一つ言えるのは、
得をする側の人間にとっちゃ、儲かりさえすれば掲げる主義は何だって良いということ。
この「偉い奴等が掲げるどんな主義主張も信じない」という社会への敵意とも取れる主張は、いかにも「アメリカの」荒れた家庭で生まれ育ったアイリーンらしい主張だと思います。
アイリーンがそこまで敵意を表明する相手は誰でしょうか?
政治家?戦争屋?それとも親?
そういえばよく見ると丁度アイリーンの頭の後ろにバラ窓の残骸があって、見ようによっては欠けたアウラ(イエスや聖人の頭の後ろに描かれる光)のようにも見えます。
それから月にはなにか木の枝のようなものが巻き付いてもいます。これはセイヨウハナズオウの木。これはイエスを裏切った使徒・ユダが首を吊ったとされる木です。
「裏切りによる死」が振り下ろされる。
死すのは、イデオロギーを弄して利益を吸い上げる権力者たちか、それとも…
YUKISHIBA・MAMEUSAのページ
今更&見ての通りですが、ここも宗教色がかなり強いページとなっております。
M3春2022参戦以降使っている名刺のデザインにもなっているこのページ。とある文字フェチの音楽仲間に渡したらとても喜んでくれました笑
まずは背景のバラ窓と月。
マリベリにおいて月は神・悪魔(=ヤーヴェに相対する者)の象徴。
対してここで描かれるバラ窓は教会・即ちキリスト教ならびにヤーヴェの象徴。
月には「真実」という花言葉をもつ白菊があしらわれ、
バラ窓には「欺瞞」という花言葉を持つ赤い鬼灯が描かれています。
その上ユキシバが尻に敷いている5冊の本は旧約聖書を構成する「モーセ五書」を表しており、右側のマメウサは十戒を授かったモーセの真似をしてます。
(※実際のモーセ五書は5冊の本にまとまっているわけではないようです)
石板に描かれているのはマリベリのスローガンのひとつである《Thou Shalt Be Free(汝、自由で在れ)》という一文と、葡萄によく似た形をした知恵の実。
ちなみに、十戒を授かったモーセの絵を調べてみると、これまた角みたいなウサミミみたいな謎の光が描かれているバージョンが割とあるんですよ。
マメウサにパロディさせるべくしてさせました。笑
もうばちくそ宗教画ですね(?)
ちなみに最初は「もっとマメウサはユキシバの側にいた方がいいのでは?」という意見もありましたが、最終的にはそれぞれのページでそれぞれの役割を担わせることになりました。
マメウサを良く言えばニコイチ、悪く言えば腰ぎんちゃくみたいに描くのは勿体ない。
マリベリが理想とする絵のスタンスとは違うといえますね。
内容的にここまででもう十二分に喧嘩を売ってるこの絵ですが、次に月の中に書かれた文字について見ていきましょう。
これはヘブライ文字です。
22文字からなり、旧約聖書やタルムード(ユダヤ教における聖典)の原典はヘブライ語で書かれています。
ちなみにヘブライ語は一つの文字が子音と母音の役割を兼任し、文脈によってどの読み方をするかが変わるというハイレベル仕様だそう。
話を戻して、月の中に書かれている文字を見ていきましょう。
実はヘブライ文字は文字単体でも特定の意味を持ち、ある種の象徴として用いられることがあります。
それを踏まえて解説すると、上から順に
ע
(アイン):目・見る・知るといった意味になります。最も重要なのは結局のところ神や偉い人の言うことを鵜呑みにするのではなく、自分の目で見、自分から知りに行くことなのです。これ自体がマリベリの神から賜った最も重要な教えの一つです。
ל
(ラメッド):「教え」を意味します。教えとはその人見て知ったことの集積。
またヘブライ語では למד (lamad)と書いて「習う」を意味する単語もあります。
自らの経験を蓄えると同時に様々な教えを得ることで、自らの中により多様で質の高い教えが出来上がっていくのです。
ת
(ターブ):十字を意味します。ただしこの文字だけ逆さまに書くことで、「逆十字」を表しています。
逆十字は悪魔=ここではマリベリが信じる神を象徴するものの一つ。
象徴とは即ち信仰の入口として、地上に設けられるものです。
נ
(ヌン):魚を表します。実はキリスト教が迫害の対象だった時代には魚のマークを隠れシンボルとして使われていたほどです。
新約聖書の中にも魚が登場する物語があり、中には人間を魚に例えていると考えられているものも。
ここでは単にキリスト教徒というより、ヤーヴェを信じた(≒これから裏切られる)人間を表しています。
ק
(クフ):太陽を表します。ここではマリベリにおける神が月なのに対し、太陽はヤーヴェの象徴としています。
お察しの通り、ターブより上が神の領域、即ち《魂への愛と解放》へと進むルートで、ターブより下がヤーヴェの領域、即ち”従順な仔羊”ルートを表します笑
※キリスト教の世界にもセフィロトの樹・クリフォトの樹という、大凡似たような図式があります。
セフィロトの樹は別名”生命の樹”と呼ばれ、地上から天に向けて生えており、木を登る程神(ヤーヴェ)の領域に近づきます。
反対にクリフォトの樹は地の底に向けて生えており、先端へ行けば行くほど堕落する(=サタンの域に近づく)という図です。
もう一つ余談ですが、ここに書かれているヘブライ文字。
なんと手描きなんです…!
僕は既存のフォントを使って文字入力したと信じて疑いませんでした。
手描きでこんなにきれいに書けるものかと…!!
おまけ レーベル面
—宵闇を歩こう、そして探そう、迎えるに値する朝を—
最近よく使っているこのスローガン(?)の通り、マリベリは暗闇の中を敢えて自ら突き進みます。
本当に掴むべき未来が、過酷な現実に向き合った先にのみ存在することを知っているからです。
人々が心の底から望む人生を歩みたいと思うなら、宵闇の不気味さをごまかすネオンに飛びついてはいけない。
宵闇の中を進み、夜の明ける方へ進む。
レーベル面に描かれているのはまさに真なる夜明けの景色。
宵闇の恐ろしさから逃げなかった者のみに訪れる暁光。
…ではあるんですが、それだけではありません。
先程話したことを思い出してください。
月はマリベリにおける神(≒悪魔)を、
太陽はいわゆる「主」を表しています。
それを踏まえると、
地面はまるで月のような形をしており、太陽は丁度ディスクの穴の位置にあって、ぶち抜かれていますね。
人々に自由の何たるかを教えることが出来るのは神であると。にヤーヴェには本当の意味で人々を救うことは出来ないというメッセージ。
なんかもう、こういうところまで徹底してこそですよね←
いやぁ今回も長かったですね…!お疲れさまでした。
今回解説しきれなかった絵については、いずれFANBOXの方で解説しようかとも考えています。
社運(?)をかけたプロジェクトの一つであるマリベリのFANBOXは、プレオープン期間中が色々とお得。
皆さんのご入会をお待ちしております✠
楽団型秘密結社・MALICE BERRYの《ロッジ》・FANBOXはこちら↓
次回でいよいよ完結・楽曲編です。
どうぞお楽しみに…!
汝、自由で在れ✠
YUKISHIBA
第1部・構想編
第3部・楽曲編
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