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maliceberryblog

【こういう人に味方はつく】遠征で会った人が素晴らしい人ばかりだった件

こんばんは、YUKISHIBAです。


東京遠征を振り返ると、今回も本当に人との縁に恵まれたと思います。


遠征に行くときはなるべく人と会う約束をしたり、人が集まるイベントに顔を出すようにしています。

今回も例によって邪神ちゃんのイベントに行って散z…げふんげふん、《貢献》をしてきたわけですが、仲間に会う・新たな仲間を増やすという目的意識があるからこそお金や手間暇はケチらないわけでもあります。


今回の遠征では「是非とも会いたい!」という方が何人かいて、無事お会いして色々お話しすることが出来ました。



もうね、話してみたら素敵な人過ぎてもっと好きになっちゃった笑



貴重な学びはいつだって人との交わりから。

今日はそんな貴重な学びをくれた方とのエピソードを3つ紹介します。



①JIMANGさん@M3秋


参加サークル一覧をチェックした時は「マリベリのブースと同じ列にJIMANGがいる!!!!」と一人で発狂したものです。





僕がJIMANGを知ったきっかけはサンホラ。インディーズ時代からサンホラの主要人物して参加し、胡散臭いひげの男、胡散臭い仮面の男、胡散臭いカルト教団など独特の胡散臭さと歌唱力でサンホラーを魅了。

現在はサンホラを離れ、元々続けていたソロ活動に専念しているそう。


JIMANGソロ作品は2枚しか持っていなかったのですが、その内の1枚『Eros』は高校生の時に買って、今でもずっと好きです。いや、寧ろ今の方がもっと好きかも。

歳を重ねた男からにじみ出る男臭さが、歳を重ねるごとに深く沁みるようになってきました。


「邪神ちゃんイベでもお金かかるからM3はなるべく節約…」とか考えていた僕ですが、彼が参加することを知った瞬間、腹を括りました(括り過ぎた)


財布と機関誌と名刺を持ってドッキドキしながらJIMANGのブースへお邪魔すると、まぁ素敵な笑顔…はぁぁぁぁぁ本物のJIMANGさんが僕ごときに笑って話しかけてくれたぁぁぁぁぁぁ( :; ´^;ิ益;^ิ;.)



で、ここからは真面目な話なんですが、ブースの前で結構ゆっくり話すことが出来ました。

サンホラ経由で知ったこと、自分も音楽をやっていて同じ列に出店してること、一人で作詞・作曲・編曲していること、『Eros』が好きでずっと聴いてることなど…


この間、僕は商品を買うかどうかもわからないただの初対面の男です

あくまでM3は作品を売り買いする場であるにもかかわらず、ただファンアピールしに来た自分勝手なファンかもしれません。



それなのにJIMANGは嫌な顔一切せず、 (そろそろ作品買ってくれないかな/セールストークに移りたい…)的な雰囲気も出さず、ただ笑顔で、あの歌ってる時のような良い声でお話してくれました。


機関誌『BUD of Maverick』春特別号の余りをお渡ししたのですが、なんと

そ の 場 で 読 ん で く れ た (脳が破壊される音)



彼はファンサービスというものを深く理解している。体に染みついている。

しかもそれを分け隔てなく実践してくれる。

買ってくれる確証のない相手にさえ普段通りのファンサービスを怠らない。

その余裕が「ブースに滞在して良い安心感」に繋がり、硬い言葉を使うなら顧客満足度アップにつながる。


商売をする身として、この余裕は見習うべきだと感じました。

今までM3でもおでライでも圧倒的にお客としての経験が少なかったんですが、日頃から「頭を使ってお客の目線に立つ」経験を積むのは大切ですね。



②ゆきおさん


僕が好きでチェックしているワイン系YouTuberの一人・ゆきおさんに会えるワインショップが世田谷区にあるというのでM3翌日の昼にお邪魔することに。


ワインチャンネルはいくつか好きで見てるんですが、ゆきおさんはその中でもマイペースに好きなワインを飲みながら解説するスタイルなので、ゆるく楽しめます。

そんなゆきおさん、今までの仕事を辞め、ついに自分のワインショップをオープン🍷


いざ会ってみると、僕は田舎育ちなので「あぁ~~~本物のゆきおさんだぁ~~~~」みたいになります←


店内も明るくて落ち着いていてお洒落なら、ゆきおさん自身も柔らかい空気を纏ってらっしゃる。

ワイン好きなら誰でも気軽に立ち寄って昼間からワインを味わえる雰囲気。


カウンターで立ち飲みという初体験のスタイルですが、こういう環境ならやっぱりマスターや他のお客さんとお話ししたくなるもの。


その時一緒にいたお客さんともお話して名刺も渡したし、ゆきおさんともワインから音楽の話まで色々できちゃいました。


ゆきおさん曰く、バランスが完璧に整ったワインも勿論素晴らしいんだけど、それよりは何処か不完全で、そんなところが愛らしく思えるワインを優先して仕入れるのだそう。


そこから音楽の話にも発展。

音楽をやっていたこと(しかもヴォーカル)、ピッチ補正を使わず生の声に拘るとこ、メタル・ラウド系を通っていることなど…

ワインに対する好みも似ていれば音楽への考え方も似るものだなぁと笑



ゆきおさんの動画を見るようになったきっかけは、やはりワインを心から楽しんでること。

情報発信・勉強に特化したチャンネルも好きで見てますし、当たり前ですがそれはそれで相当のワイン愛が無いと続きません。


ゆきおさんはそれとは別路線。どちらかというと好きなワインをチョイスして飲む、ブログに近いスタイル。ソムリエなので勿論解説・テイスティングコメントの質も高い。それでいて格式高い雰囲気を出したり、ワインを難しいものと捉えられそうな表現をしない。


好きなことを好きなように、且つ好きなものには誠実に向き合う。

その積み重ねでお店のオープンにまで漕ぎつけた。

本人はビジネスの成功に向けてギラついたところは全くと言っていい程見せません。

しかしここまで至るには幾つもの山や谷を越えてきたはずですし、情熱は相当なものだと思います。


好きなことに対しあくまで自分らしい形で情熱を注ぎ、一定の結果を出せているというところは尊敬しかありません。


行きたい…今私は猛烈にあのワインショップに行きたい!!←



③とある邪教徒


東京遠征最後の夜、とある音楽の出来る邪教徒の方と密会しておりました。←


急な誘いで、しかもワインを結構本格的に愉しめる老舗ビストロなので結構お高くなる見込みだったのに付き合ってくれてありがとうございました🌹



リアルで会うのは初めてですが、Tiwtter上では以前からお互いの楽曲を聴いたりと時々絡みがありました。

なにせ音楽をやっていて且つ邪教徒であることを表沙汰にしている人は数えるほどしかいませんから…


嬉しいことに彼の方も僕に会ってみたいと思ってくれていたらしく、当日は結構いろんな話ができました。


僕は遠征やイベント事の度に「この人/こんな人に是非会ってみたい!」みたいなのがあるのですが、自分が誰かにとってのそういう存在になれるようになったというのは、嬉しいという言葉では片付かないくらい嬉しいですね。


どういう音楽がルーツにあるのかとか、音楽活動へのスタンスとか、現在進行中の「パトラちゃんOPコンテスト」参加作品に込める想いとか、それ以外にも結構コアな話をお互いしましたね笑



彼と話していて感じていて感心というか感動したのがその生き方。

決して何事もなくただただ平和に生きてきたわけではないし、本来望んでいた人生とはもしかしたら違うかもしれない。それでも与えられた境遇の中で腐らず逞しく生きている。


納得しているかどうかはわからないし僕だったら絶対納得できないけど、誰かのせいで自分は今…みたいな風になるでもなく。

そういうところに、僕には無いであろう強さを感じました。

自分の目的のためばかりでなく、誰かのためにも生きる。そういう人は間近で見ると眩しく感じるくらい強いんですよ。

もっとも本人はそこまで自覚してないかもしれませんがね。



ついでに彼、隣にいても全然緊張しないし、変に神経使ったりもしない。

温和で人を安心させる空気を纏っている方でした。

それでもって歌が上手い。

お酒を飲んだ後と言うこともありお互い万全ではなかったものの、それでもガチで叫びたくなる程心に来る歌声。いつか彼自身の歌で曲とか出してほしいなぁ…



番外編:ひらりさん@M3


今回はM3でマリベリの売り子をやってくれたひらりさん。元々音楽関係で知り合った飲み仲間で、今年はボカデュオ2023でもチームを組み、僕が作ったクソムズ曲『戦赫』を見事に歌いきってくれたファビュラスな声の持ち主です。


彼女もまたかなり山あり谷ありな人生を経てますが、今年に入ってやりたいことのために一気に動き出し、協力者も現れあれよあれよと事が進んでいる中なのだとか。

目まぐるしく動いていく状況に必死に食らいついている最中のひらりさん。


外部の売り子と一緒にブースを回すのが初めてでオペレーションもきちんと組めていなかった中、仲間を呼んでくれたり彼女独自の観点で作品の説明をしてくれたり、とても助かりました!



さっきさらっと言いましたが、協力者が現れるってとんでもなく凄いことなんですよ。

人は基本的にケチな生き物です。

才能だけで振り向かせるにはよっぽど圧倒的な才能でないといけないし、人柄だけでは時間や労力まで割こうとはなかなか思わないもの。


僕が思うひらりさんの凄いところ(というか性格的な良さ)は「友の幸せや成功を素直に喜べるとこ」です。


これがなかなか簡単ではありません。

特に同業が相手だと尚更。

自分より若く活動歴の浅い人が自分よりも有名になったり成功したりしているのを見るたび、劣等感や焦り、嫉妬心が沸騰する。そんな自分を変えることを諦めようとしている自分が心の隅にいることにも焦りを感じています。


僕がそんなだから、ひらりさんがいかに人として魅力的か尚更強く実感します。


自分が好きな人の幸せは下心抜きに喜べるし、好きなことの為に頭から湯気が出る程頑張れる。

その純粋な子供のマインド…というかバブちゃん(←)の心が協力者の心の琴線に触れたのではと思います。


今や嫉妬の塊と化した僕が失ったかもしれないそれをひらりさんは持っている。



さいごに


ここでは3+1人とのエピソードをお話ししましたが、本来なら紹介したい人はもっともっと沢山います。


今回イベントで会ったほかの邪教徒仲間だってそうです。

皆が皆お金持ちや資産家ではないだろうし、それぞれ仕事や家庭があるでしょう。ということは仕事だってやりたくないこと・嫌なことも決して少なくないし、それにも拘わらず1日の休みすら自由には取れない。

家族がこの趣味を受け入れてくれている人ばかりでもないはずです。


そんな制限を受け入れ、制限の中でやるべきことをきちんとやったうえで、好きなことに全力を注いでいる。



全てが思うようにはいかないし、諦めなければいけないこともあったかもしれない。

心に深い傷を負ったかもしれないし、そのせいでとんでもない遠回りを強いられたかもしれない。


それでも与えられた境遇の中できちんと前を向いて歩んでいる。


こういう人にこそ味方が付く。


フォロワー・ファンを集めるためには何か素人が知らないマーケティングのテクニックが必要なんだろうなぁなんて考えがちだし、それも間違いではないのでしょう。

けど結局最後に仲間の助けや応援に恵まれるのは、今回出会った人たちのような人柄の持ち主なのだと感じました。



僕自身はどうなんだ?

ここで紹介した4人に心底感心する一方で、僕が今こんなにも孤独感に囚われ続けているのは至極当然のことなんだと、嫌に得心してしまいました


今の僕みたいな性根の悪い人間じゃ、そりゃ深い関わり合いはなりたくないわな、と思えてしまった。



ですが不思議と彼らに対して嫉妬心は湧きません。


純粋な…なんていう資格は無いかもしれませんが、黒い心よりも圧倒的に尊敬が勝る。

それだけ嫌味がない人達だからというのもあるし、その嫌味の無さもまた僕がYUKISHIBA的に生きるために学ぶべき姿勢だと思っています。


ただ当たり障りのない振る舞いをするだけの「人柄」ではない、本当の人望を得ていきたいものです。



改めまして、東京遠征の5日間、大変お世話になりました!




YUKISHIBA

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