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【FAQ】皆に知って欲しいガクまりのQ&A【前菜編】

更新日:8月31日


こんばんは、楽団型秘密結社MARIONEttE楽団総指揮・YUKISHIBAです。



敢えていつもより仰々しく名乗りました。

今月は2週連続で公開会合に出演。

特に17日の第壱拾壱回公開会合@Moelys全国ツアー2025「君に会いに」では、

僕等にとってだけでなくお客様にとっても新鮮な出会いの場となったでしょう。



可愛らしいシンガーやアイドルばかりの現場故、そのお客様達にとっては恐らくガクまりのような存在はかなり異質だったのではないでしょうか。



初手デスボで驚いたかもしれませんが、裏を返せばその分北海道の音楽界隈の広さやLVPのイベントの面白さを伝えることが出来たのではないかと思います。



一方、歌コレや超会議などの過去イベントやTwitterで繋がったフォロワー様でも、

僕等について何となくわからなくて勝手に遠慮している部分などがあるだろうな、というのを肌で感じています。


特に本当はOKなのにNGだと勘違いされているなんて誰も幸せになりませんよね。



というわけで今回は、僕等楽団型秘密結社MARIONEttE(ガクまり)の自己紹介的な記事をQ&A形式で書いていきます。




第1弾は前菜編。

作品性、ジャンルなど僕等の基本に関するQ&Aをまとめました。




Q:何系なの?V系?


A:あなたが決めてください


結論、僕等からは何系とも名乗っていません。

簡単に言うと、間違ったことを言いたくないからです。



例外はあれど、基本的に公式がクロと言ったらクロというのが原則です。

どんなにV系臭が強くてもバンド本人がロックといえばロックです。


だからこそ公式からの、特にアイデンティティに関する発言には特別慎重になる必要があります。

自分が間違えたら皆間違えるし、一度間違えたことを修正するのは困難だからです。



それで僕等の音楽のジャンルについてですが、

まず聴いていただければわかる通り実に多彩な要素が混ざり合っていると思います。


メタルサウンドにストリングス、最近はシンセも使う機会が増えました。

そこへアコーディオンや木管楽器、金管楽器、ハープ、更にパイプオルガンまで加わり、入れ替わり立ち替わりで音楽を作り上げます。時にはこれだけの音が一斉に鳴り響くことも…。



つまり、


そんなジャンルはねぇ


ということ。



カテゴライズするにしても「強いて言うなら」程度です。

かっこよく言えばどのジャンルにも当てはまらない。カテゴライズ不能且つ不要。


ですがどの界隈でも邪道の者、よそ者であるというのは簡単なことではありません。

常に疎外感と共にある道のりです。


しかしそれと引き換えに、どの界隈にも踏み入ることができます。

遊牧民族のように、突然現れて領地を拡大していくのです。




僕等はもともと「○○系がやりたい」というコンセプトで立ち上がっていません。


楽団型秘密結社MARIONEttEは自由を愛する結社です。

信じた道を進むため、どんな音楽世界にでも旅へ出ます。




人の原体験を呼び起こす音楽


ゴシック・メタル、ロック、V系、物語音楽、ダークファンタジー、シンフォニック……

僕等の音楽を言い表す表現(ジャンル)は色々あります。



ガクまりのようにはっきりカテゴライズできない音楽を聴いた時、人は自分の経験に照らし合わせてジャンルを判断します。

例えばV系をよく聴いてきた人なら曲中のV系っぽさに対して目ざとくなるので、ガクまりの曲を聴いた時「V系だな」と判断しやすくなります。


しかしV系を聴いてこなかった人は全く違った判断をします。


驚くことに、ファンタジー臭抑えめのEDRに近いジャンルのオリジナル曲にも関わらず、ローラン(Sound Horizonファン)が聴くとサンホラっぽさを感じると言われたこともあります。




何気ないやり取りに見えて、これって実はとても価値のあることだと思いませんか?


僕等の音楽を聴くだけで、その人の中で人生経験(特に通ってきた音楽)が参照される。

聴き手と僕等の人生が、音楽によって交わる。


聴き手が感じる「この曲は○○系っぽいな」は、まさに静かな「魂の対話」の結果と言えましょう。



「うちは○○系だから覚えてね!」って言ったり、まして「V系って思う人が多いのか、じゃあこれからV系って名乗るぞ!」ってやってしまうより何千倍も意味のある事じゃないですか?



Q:音楽はどこで聴けるの?


A:敢えてニコニコを推します


ガクまりの音楽はYouTubeとニコニコで聴く事が出来ます

より馴染みがあって「お、そこに置いてあるなら聴きに行こっと」となるのはYouTubeでしょう。


しかしガクまりは敢えてニコニコ動画での試聴を推奨します。



~ニコニコを推奨する理由~

1音圧規制がない

YouTubeは動画同士の音圧(簡単に言うと音の大きさ)を平準化する機能があります。連続視聴が快適になる一方、特に激しいジャンルの音楽を聴くときに音が小さく聞こえる・迫力が抑えられるというデメリットもあります。


ニコニコ動画にも同様の機能はあるのですが、手動でオン・オフが出来ます。

つまりニコニコならメタルを本来の迫力そのままで聴けるのです…!



2音楽を聴くなら便利

これは僕等のチャンネル運営方針の転換による影響ですが、YouTubeだとメイン・サブチャンネル両方にそれぞれ音楽があり、オリ曲ならメイン、少し前のカバー曲ならサブ、という風に使い分ける必要があります。


一方ニコニコなら音楽系動画を全て一つのマイリストに集約しているのでチャンネルを行き来する必要がありません。


3既に収益化してる

完全に僕等側の都合ですが、ニコニコチャンネルは既に収益化しており、ごく少額ながら毎月収益があります。

YouTubeと違って収益化までのハードルが低いのもニコニコの大きな魅力。



と、ニコニコを推してきましたが、例えば徒歩旅や雑談配信などはYouTubeのサブチャンネルをメインにしており、結論それぞれ緩やかに特色を付けながら運営しております。


どのチャンネルで試聴するかはあなたの自由でございます。



▼ガクまりYouTubeチャンネル


▼サブチャンネル(YUKISHIBA個人チャンネル)




Q:ファンネーム作らないの?


A:そもそもファンという概念がありません



僕等は楽団型秘密結社です。楽団(中核組織)と音楽によって結び合わせられた同志達によって成り立っています。



秘密結社にファンはいません。


いるのは同志です。



嘗て結社名を変更する前には「BUD(蕾の意)」という呼び名がありましたが、ファンネームではなくあくまでも同志に対する特別な呼称でした。

なので結社名変更のタイミングで廃止し「同志」に統一した、という背景があります。


組織図(2024年上半期版)

「志を共にする者」とはいえ、最初の内はとくにあまり重く捉えないで欲しいです。

現時点で同志の条件は「音楽で引き合わせられたこと」のみで特別な手続きはありませんが、同志をそれ以外ときちんと区別するためにも今後何かしらの手続きがあってもいいかもとは思っています。





Q:ファンマークとか無いの?


A:ちょっと違うけど「🌹🍷」


ファンマークというと盛大な語弊があるのですが、トレードマーク的なものとしてSNSなどでは頻繁に使っているマークです。



薔薇は僕等の歴史的な流れの中で定着した国花のようなもの。


ワインは僕等の宗教上とても重要な飲み物です。

元々知恵の実を発酵させて作ったお酒…を地上の果物で模したもの。


インスピレーションや神の助言を受け取る時に飲むものとして、会議の席にはほぼ必ずワインがあります。

作業に煮詰まった時にも飲むことがあり、実際にワインを通して生まれたアイデアによって窮地を乗り越えたこともあります。


最たる例が自身初の本格オリジナル音楽作品『THE OMEN』。


THE OMENパッケージ

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最初はハードカバーブック型になる構想でしたが、即売会直前期にして時間も資金も足りないことが判明。

このままだとリリースが出来ないとなった時、不意に降ってきた啓示。


ボックスにワインイメージのラベルを貼ったらええやん!



あの存在感のある「壁」が生まれた背景にもワインがありました。





Q:なんで結社名変えたの?


A:より実態を言い当てる名前にしたかったから


僕等は13年前、Malice Berryとして創立しました。

詳しくは13周年記念ページの歴史コーナーにもありますが、ライブ活動を本格化したあたりで全大文字のMALICE BERRYになり、即売会への出店が増えたあたりで「楽団型秘密結社」が加わり、昨年正式に「楽団型秘密結社MARIONEttE」となりました。


「MALICE BERRY」という名前にもきちんと由来があります。ちなみに通称マリベリ。



しかし、数年前から「もっと自分達の今を言い当てた、よりしっくりくる結社名があるんじゃないか?」という疑念を持っていました。


(名前が一部共通しているだけで「Malice Mizer好きなんでしょ?」と何億万回と聞かれ倒したのも考え直すきっかけになったとかならなかったとか。)




今の結社名にある「MARIONEttE」はもともと当結社の楽団員の総称でした。


操り人形を意味するこの名前を、自由を愛する結社の名前にしたのには理由があります。



Q:自由とは何ですか?


A:自ら望んだ隷従。



「自由への渇望」を根幹に持ちながら活動を続けているうちに、これがいかに簡単なようで難しいかを思い知ります。


お金が余るほどあれば自由か?

時間がたっぷりあれば?

場所に縛られない生き方が出来れば?



貧しい時程そこに究極的な自由を見出すものです。


勿論僕は、お金も時間も場所に縛られない生き方も大好きです。

しかしこれこそが自由かと聞かれたら、そうではないと答えます。



不安がない、縛られない、何にも従わないことを自由とは呼びません。


心の底から愛する何かの為に、自分の全存在を懸けられること。

それが究極の自由なんじゃないか、と考えるのです。



僕は自らの意思でこの結社の「奴隷」になる道を選んだのです。

僕を生かす事が出来るのも、殺す事が出来るのも、この結社だけ。


安定した人生ではありません。嫌なことも腹の立つことも不安も沢山あります。

それでも僕は音楽をやっている時が一番「自由」を感じています。


魂の震え。誰が決めた社会規範とも関係ない、魂への愛と解放。





さてここまで【前菜編】としてガクまりのベースにあるものについて紹介してみました。

続きは【中華鍋編】にて。火力高めなのでご注意あれ!


↓中華鍋編↓

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↓煮込み編↓

Q&A煮込み編サムネイル



YUKISHIBA

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