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【13年目の挑戦】自身初個展『月と紅』開催

maliceberryblog

こんばんは、YUKISHIBAです。



ガクまり/マリベリ13周年にして初の個展

『月と紅』

を開催します!!



個展DM


結社創立10周年の年に生まれた初の本格オリジナル音源作品『THE OMEN』の音楽と絵をもとに、僕等の世界観を「展示」。


敢えてDMに「ダークな」「ファンタジー」「闇」なんていう表現はしませんでしたが、それらに心を惹かれる方なら『THE OMEN』を聴いたことのない方、あるいはこの個展をきっかけに初めて僕等を知った方でも愉しんで頂ける、何かを感じてもらえると思います。



ガクまりは存在自体がやや難解で、作る音楽も情報量が多く複雑な方です。

ただその代わり、わかる人じゃなきゃ入り込めない世界ではありません。

「頭を使って理解」することよりも「心を開いて感じる」ことの方が100倍大切ですから。


なのでどう感じるかはあなたに委ねます。

言葉には変換できない世界観(感)、どうかその心で直接受け取ってください。



今までライブの現場や即売会などは経験があっても、自分で個展を開くのは初。

勝手がわかっていない部分も多々あると思いますが、世界観を空間に顕現させるためにどこまでのことができるか、そこにどこまで多くの人を引きずり込めるか、空間デザインから宣伝まで限界を試すつもりで挑みます。



会場は月宵堂。

昨年からたびたびお世話になっているすすきののバーです。

個展やワイン会、お食事系イベントやワークショップなど色んなイベントはありますが、特にお気に入りなのは月一で開催される持寄酒場笑


イベントのいろはを知らない僕みたいな人がやりたいことに「小さく挑戦」できる場でもあり、面白そうだと思ったことを形に出来る「大人の部室」のような空間で、月宵堂で色んな人に会えて、色んな世界があることを学びました。


雑居ビルの中にありますがどうか怖がらないでください…!


(※飲食店であり、安価に場所を貸していただいているので、チャージのお支払いとドリンクの注文へのご協力をお願いいたします。)




▼この記事をきっかけに僕等に出逢ってくれた方向け▼



楽団型秘密結社MARIONEttEについて


楽団集合写真


音楽を掲げ夜を灯す楽団型秘密結社。

《魂への愛と解放》を旗印に、先の見えない世界を進み続ける。

それぞれの楽曲たちが描く物語は「光に対する闇」「闇から見る光」など対比的で批判的、二面性のある世界観を持つ。

各楽曲が複雑に繋がり絡み合いながら一つの道筋を見せる「物語音楽」である。


ジャンルに直せばダークファンタジー、シンフォニック/ゴシック・メタル、パンク、プログレ、ヴィジュアル系など様々な要素が綯い交ぜになった独自の音楽性を持つ。どのジャンルに照らし合わせても正統派の型に当てはまることがないそれは丁度《ジャンルのジャンルの間に横たわる空白地帯に新たに生まれた音楽》のようなものだと、作り手としては感じている。


結社は楽団総指揮YUKISHIBA、13人の奏者(上の絵に描かれた彼女ら)、そして音楽を通じて繋がった同志一人ひとりによって構成される。




YUKISHIBAは自らを「作者」ではなく「観測者」と位置付ける。

架空のものや自分の内心を吐露するために音楽を利用するのではなく、

既にある世界を、自らの心や人生を望遠鏡代わりにして観測、音楽という形で描くためである。

そのため、自分に作品を合わせるのではなく作品に自分を合わせるというスタンスを貫いている。


札幌を主な拠点としステージや即売会に出展。これまでに東京・名古屋・大阪でのステージを経験しており、現在は『歌ってみたコレクション』を始めとするオンラインイベントや、東京での即売会にも精力的に参加。

今年は2月には釧路スタジオ4にも出展し、今後は活動領域を道内地方都市へと拡大することも画策中。



(尚、二日間で3つのイベント出展・出演をする関東遠征『ニブンノサン』を敢行したり、釧路スタジオに出てからすぐ帰っておでかけライブ札幌にも出展するなど、過酷なスケジュールを立てがち。)



『THE OMEN』について


それは、覚醒への凶兆。

音楽作品という枠を超えた、渾身の作品。

創立以来の想いの全てを凝縮した結晶。



『THE OMEN』パッケージ


楽団型秘密結社MARIONEttE(当時:MALICE BERRY)の初の本格オリジナル音源作品。

音楽・画集・結社の解説書という3つの機能を持ち、結社の世界観を一つの箱に凝縮しました。


トップに収録された『SLY GARNET DOLL』はスピードメタルにオーケストラやパイプオルガンが混ざったり、処女作でありながら9分超えという長尺のなかで次々に場面が移り変わったりと、非常に密度の濃い楽曲です。


かと思ったらオーケストラ主体のしっとりした曲があったり、苛烈なデスメタルがあったり…

普通なら絶対交わることの無いであろう様々な音楽を横断しながら一つの流れを生み出しています。



《作り手を知れば作品はもっと面白くなる》という考えのもと、『これ1冊でガクまり(マリベリ)の基礎が丸わかり』を目指して作りました。

ブックレットには楽団員の紹介やガクまりの成り立ちや理念などの解説を交えつつ、暗黒且つ美麗な絵も多数収録しています。



↓試聴はこちら↓



制作秘話(3部構成)

(リリース1周年を記念して沢山書きました)

『THE OMEN』1周年ブログサムネ
















最後に…




この個展は僕の思いつきです。


しかし、それは僕一人の感想に過ぎません。



MALICE BERRY/楽団型秘密結社MARIONEttEにおいて、「純然たる思いつき」も「完全なる策略」もありません。

全ては《神》が仕向け突き動かすものであり、ユキシバはそんな《神》の意志に応えるためのマリオネットに過ぎません。

自らの意志でマリオネットになる選択をしたのです。13年も前に。

そのことにすら、はっきりと気付いたのが昨年…。



《神》のことについてはここでは詳しく話しません。

伝えたいのは、音楽の現場とは大きく違う展示・ギャラリーイベントの領域に踏み出すことに何か具体的な狙いや展望があるわけではありませんが、それにさえ、僕でも気づいていない意味があるのだと確信しています。


全ては繋がっている。小さなものから大きなものまでありとあらゆる「点」が鎖のように繋がって歴史は作られていく。


『月と紅』もまた、結社の未来を大きく左右する「点」の一つでとして、楽団型秘密結社MARIONEttEの長い歴史の中で重要な一場面となることでしょう。






最後になりますが、この記事は「情報を伝えるための文章」ではなく「世界観を表現するための文章」で書きました。

そのため頭に入ってきづらい部分もあったと思います。


にもかかわらずここまで読んでくださったあなたに心より感謝すると同時に、ぜひあなたと『月と紅』でお会いできればと願っています。



僕YUKISHIBAの在朗予定も後日公開予定ですので、続報のチェックもあわせて宜しくお願いします。


僕等は古参の同志は勿論、新たな仲間も常に歓迎しています。

今のところ非常に小さく排他的な空気も一切ないため、安心して踏み込んで頂けると幸いです。



YUKISHIBA


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